法人化後の過失責任と差し押さえの影響について知りたい

数年前に個人事業主から法人化しました。
兄弟で運営しており
兄が代表取締役で、弟が役員です。
❶個人事業主時代に販売した作品に重大な過失による欠陥があった場合、責任を取るのは個人事業主(兄が事業主でした)でしょうか?法人でしょうか?
❷万が一、それが非免責債権で多額な損害賠償を払えない場合、差し押さえとなると思いますが、弟は関係なく差し押さえられないでしょうか?
❸それから弟が個人事業主として事業を始め、兄に給料を払うことができるでしょうか?
❹それとも法人も差し押さえの対象で破産になるでしょうか?
法人が差し押さえになった場合、役員報酬は全額差し押さえになると聞きました。
❺今の仕事が天職だと思っているので新たに弟が個人事業主を立ち上げ、やりながら給料からお金を返していくことは可能でしょうか?

❶個人事業主時代に販売した作品に重大な過失による欠陥があった場合、責任を取るのは個人事業主(兄が事業主でした)でしょうか?法人でしょうか?

個人事業主です。

❷万が一、それが非免責債権で多額な損害賠償を払えない場合、差し押さえとなると思いますが、弟は関係なく差し押さえられないでしょうか?

弟は無関係です。

❸それから弟が個人事業主として事業を始め、兄に給料を払うことができるでしょうか?

可能です。ただ、払えない損害賠償金がある法人から、財産を持ち出せば問題になることがあります。
一からそろえることになるでしょう。

❹それとも法人も差し押さえの対象で破産になるでしょうか?
法人が差し押さえになった場合、役員報酬は全額差し押さえになると聞きました。

破産は会社としてどうされるか次第です。
債務超過でも、ほそぼそと続けている会社はありますので。
役員報酬というより差し押さえは会社資産ですので、報酬を払うための預金なども抑えられて結果出せないことはあるでしょう。

❺今の仕事が天職だと思っているので新たに弟が個人事業主を立ち上げ、やりながら給料からお金を返していくことは可能でしょうか?

可能ですが、法人とは一切切り離してとなりますので、一からのスタートになります。
(財産的な面ではない、個人のノウハウとか個人的に知っている顧客などは、各個人のものですから使えるでしょうが)