不当解雇を主張し復職提示されたが意図は何か?

不当解雇で、裁判外の交渉をしております。

原告 私 
被告 企業

私は法学部出身の個人で、企業には顧問弁護士がいます。(私は、セクハラ&パワハラで追い込まれたあまりにも不当解雇なので録音など文字起こしデータの証拠を突き出しており、企業側は反論ができなくなっております。)

そしてこの度、被告企業側から、
不当解雇の主張に対して分が悪いと判断したのか、復職を申し出てきました。

売上2000億円の大企業なので、
私との交渉や法的手続きに費やす時間・費用・労力が痛いとは思えないです。

なので、今回の作戦は、
復職させたうえで閑職に追いやろうとしているのかもしれません。自主退職を狙って。
会社が労働者を閑職に追いやり、辞めざるを得ない状況を作ろうとするケースなのかな?と予想はしておりますが。

質問です。

企業にとっては、
不当解雇で、解雇者からキバを向けられるのは痛いのでしょうか?
わたしはとことん被告企業にとって、
嫌なことをやって、追い込んで、良い条件を導きたいです。

一般論として、企業にとって労働者とのトラブルはまま起こるものです。

会社としては通常、解雇の判断をする際に訴訟リスクについても検討します。
訴訟や法的トラブルになることを検討した上で、解雇の判断をしているわけですから、当該リスクが現実のものになったとしても、痛いとか嫌ということは通常ないように思います。
大企業であればなおさらです。

> 企業にとっては、不当解雇で、解雇者からキバを向けられるのは痛いのでしょうか?

一般論として、解雇した労働者の解雇無効の主張が認められれば、企業は、係争中、就労していなかった被解雇者の賃金を遡って支払うことになるわけですから、その意味で、企業が係争を続けることには小さくないリスクがあります。
したがって、どうしても復職を受け入れられない事情がある場合や、よほど解雇の有効性に自信がある場合などは別として、解雇無効で被解雇者から争われた企業にとっては、復職を認めるなり、退職和解するなりして早期解決することには、一定の合理性があるといえます。

影山先生、ありかとうございます。

やはり、企業側からすると、
少なからず鬱陶しいものですよね?

セクハラやパワハラを無かったことにされて、
解雇にまで追い込まれたので、
泣き寝入りせずに、強く戦いたく思っております。

勇気づけられるアドバイスありがとうございます。

⇨解雇した労働者の解雇無効の主張が認められれば、企業は、係争中、就労していなかった被解雇者の賃金を遡って支払うことになるわけですから、その意味で、企業が係争を続けることには小さくないリスクがあります。