会社継承時の退職金について

今年末で定年退職となります
当時入社会社に在籍中に会社継承があり現在継承後の会社に在籍しています

会社から提示された退職金が、
継承前の会社分(10年在籍):◯◯◯
継承後の会社分(20年在籍):◯◯◯
として、計算がなされました

継承前会社の退職金は金額のみで
現会社の退職金は継承後の勤続年数と退職金規定に基づく係数で計算されております

一般的に継承前と継承後の勤続年数を通算した年数で現会社の規定の係数を計算するように求める事は出来ますでしょうか?

継承当時に渡された書類には勤務年数を通算する旨が明記されております

詳細は諸々確認しないと何とも言い難いですが、現会社の勤務年数の通算により計算するよう交渉する余地はあるのではないかと考えられます。

ご回答ありがとうございます
諸々確認とはどのようなものをでしょうか、当時の書類とか現在の退職規定とかでしょうか?

また交渉した際に一般的に要求が通る通らないの大体の割合は分かりますでしょうか?

退職金の請求権は、退職金規程等の定めに基づいて発生するものですから、まずは退職金規程等、退職金について定めた在籍中の会社の規程を確認なさってください。過去に合併や営業譲渡によって他社から移籍した労働者がいる場合には、移籍前の勤続年数をどのように処理するかについて規定があることも考えられます。規定があれば、それに従うことになるのが原則です。

あとは、「渡された書類には勤務年数を通算する旨が明記されて」いるとのことですので、その書類の内容や交付の経緯次第では、「退職金の計算上、移籍前の会社における勤続年数を通算する」という内容の合意が成立していると主張する余地が考えられるかとは思います。
そのような主張が可能かどうか、その書類や退職金規程等の資料をもって弁護士に対面で相談なさってみてください。

ご回答ありがとうございます
従業員が閲覧できる現会社の就業規定(退職)には特に移籍、合併した際の記載はございませんでした

ご回答頂きましたように
当時渡された書類と現会社の退職規定等の書類を持って、相談しようとと思います