弁セン、紛センでの代理人による示談交渉は可能か?
友人が車に轢かれた事故で入院、一年以上の期間を経て完治し加害者側保険会社から慰謝料等が提示されました。
友人は仕事が休むことが中々難しいので私に代わりに弁センあるいは紛センで代理の示談交渉に行ってくれないか打診してきました。私は平日出れるので構いませんし、こういう経験も面白いので快諾しましたが本人の承諾と要請があればこれら機関での代理人による出席も認められますか?必要な書類等ありますでしょうか?
尚弁護士に頼めばいいとか言われてしまいそうですがなるべくそういう機関で処理し、手数料を払いたくない意向があるそうで公的機関で済ませたいそうです。
けして軽微な事故ではないように思います。
適切な対応を行うためには弁護士に依頼していただくのが最もよい選択肢です。
紛センに対して大きな信頼を寄せていただいていることはよいことですが、紛センにおいてすべての事案が解決できているわけではありませんし、結局裁判になる件も少なくありません。
必要書類については紛センに確認ください。
また、本人やご家族の保険契約などで弁護士費用特約がないか、弁護士に依頼せずに進めるのかどうか十分にご確認ください。
私は平日出れるので構いませんし、こういう経験も面白いので快諾しましたが本人の承諾と要請があればこれら機関での代理人による出席も認められますか?必要な書類等ありますでしょうか?
→匿名A先生ご指摘のとおり、本件で、弁護士以外の者が対応することは、最終的にご友人に損をさせてしまう可能性があると言わざるを得ず、お勧めできません。
紛センの扱いは分かりませんが、日弁連交通事故センターでは、親族以外の代理(たとえば、友人)というのは認めていません。
交通事故紛争処理センター・日弁連交通事故センターにおいて、友人等が代理することは難しいのではないかと思われます。弁護士費用はかかってしまうかもしれませんが、適正な金額での示談を目指す場合には、費用面の相談をしながら弁護士への相談・委任を検討した方がよいかもしれません。