解雇された社員の反論を裁判で証拠として使えるか?

会社人事部の人間です。

能力不足という理由で解雇された同僚が、
即日帰宅命令を受けて、
帰り間際に、
仲良しの友人たちに、
自身の"反論"を社内に話していたそうです。
それらの内容はすべて人事部にも共有されております。

【質問1】
会社は、それらの言葉も証拠として確保し、
会社批判を繰り返したと裁判で提出することは可能ですか?
不当解雇で訴えられた時、効果はありますか?

反論が何を指しているかに依りますが、基本的には解雇時に解雇するに足る合理的な理由と相当性がないと解雇は無効になる、という前提で検討する必要があるでしょう。
あくまで解雇は有効だという立場を貫き時間が経ってしまうと、後々解雇無効の裁判を起こされて負けてしまったとき、莫大なバックペイ(解雇時から敗訴時までの間の未払賃金全額)を支払わされる結果になってしまうかもしれません。
解雇の対応は、戦い抜くか和解をするかどちらにしても、専門家の知見は不可欠だと考えますので、なるべく早期に弁護士にご相談されることをお勧めします。

ありがとうございます。
中途才能の方で、
正しい手順を踏まない解雇だったので
かなり厳しいですね。
ですので、こういう言葉も材料にできないのか?と部長が言っており。厳しいそうですね。

中途採用の方なので、解雇しやすいのでは?と。勝手な解釈を人事部長はしております。