離婚交渉中の慰謝料と借金返済を確実に回収する方法は?
旦那の不倫が発覚し、現在離婚条件について相手方の弁護士を通じて決めている段階です。旦那は不倫相手と交際を継続し、私とは離婚をしたいと主張しています。
私は離婚の意思はないと主張を続けていましたが、離婚に応じるのであれば、不倫慰謝料と5年分の婚姻費用を含む形で解決金750万円を提示しました。また、私は結婚前に旦那の消費者金融での借入金を立て替えており、残120万円はまだ返してもらっておりません。
相手方からは、下記の条件であれば離婚に応じると連絡が来ています。
・過去分を含む離婚成立までの婚姻費用、慰謝料、引越代、過去の立替金、公正証書作成料など名目を問わず、今後追加の費用は一切負担できない。
・総額750万円に旦那と私の間の未精算の費用が全て含まれる。
・支払方法は月額10万円の75回払いとする。
上記の条件で応じようと考えています。しかし、旦那は短期間で消費者金融での借入を繰り返していた経緯がありました。返済期間が長期間となることもあり、いずれ自己破産をして返済がされなくなるのではと心配しています。そのため、
・立て替えていた借入金120万円は一括で返済してほしいこと。
・連帯保証人を付けてほしいこと。
上記の2点を主張しましたが、相手方からは、まとまった資金がなく一括での返済は難しいこと、公正証書を作成するのであれば連帯保証人は不要であると主張されてしまいました。
【質問1】
旦那に借していた立替金120万円だけでも、早期に回収できる方法はないか。
【質問2】
公正証書を作成しても、自己破産した場合は返済義務は免除されてしまわないか。
確実に解決金を回収するために、追加すべき事項はあるか。
【質問3】
そもそも、公正証書を作成するのならば、連帯保証人をつけることはできないのか。
質問1
現実的には困難でしょう。
立替金の原資が共有財産ではないことが前提になりますが、
訴訟して給与差押え等も考えられますが、現在の慰謝料などに関する提案は白紙撤回されることになるでしょうから。
質問2
確実にという手段はありません。
免責対象です。
質問3
公正証書作成時に連帯保証人をいれることはできます。
1.
相手に資金力がないとなると一括での回収は困難かと思われます。
2.
自己破産手続きをとった場合は免責となる可能性はあるでしょう。破産された場合は回収は困難かと思われます。最低限強制執行認諾文言を入れておくと良いでしょう。
3.
連帯保証人を入れることは可能です。