裁判官の心証を弁護士はどの程度把握できるのか?

弁護士の先生は、裁判官の心証を裁判中、あるいは、期日外で、把握されることもあるのでしょうか?

期日外で、裁判官の方から連絡があり、和解成立のために心証を一部開示してくることがあったりもしたりすると聞きました。

【質問1】
弁護士の方は、
裁判官の心証というものは、
裁判の中でおおよそ見当はつくものでしょうか?

【質問2】
あるいは、裁判官の口から、何かを話されるまで、裁判官の心証はわからないものでしょうか?

【質問1】
弁護士の方は、裁判官の心証というものは、裁判の中でおおよそ見当はつくものでしょうか?
【質問2】
あるいは、裁判官の口から、何かを話されるまで、裁判官の心証はわからないものでしょうか?
→当事者が提出している証拠や主張の内容、釈明などの裁判官の言動から検討が就くことはありますが、そのあたりも微妙な事件であれば心証開示がない限り見当がつかないことが多いです。

ケースバイケースなので一概には言えませんが、期日で口頭議論がなされた際などの裁判官の代理人への釈明内容や頻度等から心証(あるいは着眼点)を推測できる場合もあります。和解の局面になり、代理人がそれぞれ交代で裁判官と話をする場合にはおおよその心証が示されることもあります。

ケースバイケースでしょう。主張や証拠関連,尋問時の裁判官の質問内容等から予想がつくケースもありますし,裁判官より直接開示される場合も多いかと思われます。