不当解雇後の低評価問題、再解雇時の法的対策は?

不当解雇に関する労働事件の件で相談させていただきました。

まず、現在の状況をご説明します。
現在、社会人約10年目ですが、2年前、会社に解雇され、
1年の訴訟を経て、復職後、1年ほど勤務している状況です。

そして、人事考課で同年齢の通常評価よりもはるかに低い不当な評価を受けました。
どうも、会社側は低い評価を続け、再度、解雇しようと考えているようです。

このとき、不当に低い評価を受けなければならないのでしょうか?
また、再度、解雇された場合、訴訟で勝訴しやすいでしょうか?

お忙しい中、大変恐縮ですがご教授いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

このとき、不当に低い評価を受けなければならないのでしょうか?
→不当な目的で評価を下げている場合は人事権の濫用として争うことは可能です。
ただ、不当な目的があることを立証するのは一般的にはハードルが高いため、それを踏まえても争うのかよく検討する必要があります。

また、再度、解雇された場合、訴訟で勝訴しやすいでしょうか?
→解雇された場合、重要なのは当該解雇の理由ですので、人事評価が低いことは不当解雇の訴訟におおきな影響はないとは思われます。