不当解雇の可能性と高年俸社員の解雇訴訟の実情について

今年の2月に中途採用で入社した会社から、
10月末の退職勧奨2回をお断りし、
その1週間後になんと即日解雇されました。
解雇理由書には
「与えた職責に対して理解不足、能力不足、期待した能力を有していない、勤務態度不良」
とのことです。全くの言いがかりです。
人事評価も、指導もなにもありませんでした。

試用期間は3か月で、9か月弱勤務しました。
期間の定めなしの正社員雇用契約です。

入社してから、融資や経理で、
法に触れる不正なコンプライアンス違反取引をたくさん見つけて、
それを指摘したことが、社長の逆鱗に触れたようです。

さっそく、
個人の弁護士事務所へ、
相談をしたところ、
「高年俸の中途採用者への解雇事由は一般的なものより緩く、解雇無効を争うには難しいかもしれない」
と回答されました。ショックです。そんなものでしょうか?
30分しか話せなかったので、こちらの実情までは話せなかったのですが。
※年収1200万円です。これは高年収になるのですか?

資金調達が君のミッションだったと社長は言うのですが、入社時にそんな明確な説明はなく、幅広く経営に従事して欲しい旨で入社し、この在籍の間は、普通に職務遂行を行い、金融機関を繋げたり、専門的資料を作ったり、さあこれから仕掛けようという時なのに、
たった数ヶ月の判断で解雇にされるのかとむしろ、驚いております。

【質問1】
このような解雇は有効なのでしょうか?
能力不足という理由をつければ簡単に解雇できるのでしょうか?

【質問2】
高年俸の社員の解雇の訴訟は、
解雇有効になりがちなのでしょうか?
会社側は「気に入らない高年収の社員は解雇し放題」なのでしょうか?

【質問3】
地位確認の訴訟をすることになるのでしょうが、
これは終結後には職場復帰できるのでしょうか?
解決の行く末はどのような形になるのでしょうか?

解雇理由に客観的根拠が乏しく、正当な理由に欠けるのであれば、
解雇を争ったほうがいいでしょう。
弁護士と協力して、労働審判の申し立てをされるといいでしょう。(参考)