即日解雇の理由と不当性、裁判での証拠の重要性について

先週はじめ突然即日に、
パソコンやスマホなど取り上げられて、
自宅待機を命じられ、翌日には
普通解雇通知が速達郵送で届きました。
(何のための自宅待機なのでしょう?)

典型的なオーナー企業社長の
息子役員の
パワハラなどに意見した事によって、
不本意な配転までさせられて、
それに対して、
クレームを人事部に立てたら、
こんなことになりました。

解雇理由書を要求すると、
弁護士の名前で、
「能力不足」の内容が書かれていました。

【質問1】
こじつけともいえる
「能力不足」の理由が記載されております。
①協調性がない ②社会常識がない ③会社メールで他社に機密をばらした(自宅パソコンに私の作成資料を送っただけですが)等
こんなのが解雇理由になるのですか?

【質問2】
パソコンが取り上げられたので、
私の能力を証明する証拠がありません。
裁判になると不利ですか?
作成した戦略資料や会議資料や取引先とのメールなど、私の実績の証拠になるものが手元に一切ないです。

【質問3】
大した理由も無き、
かつ、私のとの話し合いも教育もなき、
即日解雇について、
裁判をすると、裁判官はどう見てくれますか?

能力不足による解雇については認められないケースも多いです。

ご記載の事情は解雇理由としては弱いのではないかと思われます。

また、能力不足の解雇の場合、解雇に正当な理由があること、つまり能力不足で解雇することが正しいことを会社が証明する必要があるため、ご自身で能力があることを証明する必要はありません。

しっかりと争われても良いケースかと思われます。