労働裁判で被告の虚偽主張、裁判官は見抜けるのか?

労働裁判の1回目が終わりました。
被告企業からの反論でした。

しかし被告企業の反論には、
虚偽だらけの言葉が書き連ねておりました。誹謗中傷の下劣な言葉も多いです。
作り話をしておりますので、証拠もないはずです。

しかし、こんな調子で、ずっと、嘘の反論が続くのは、素人目に見ても不安です。

それについて、
原告の私の弁護士に相談すると、
"依頼人のあなたからの今回の労働紛争の出来事の詳細や顛末を記載した記録媒体を作成してもらっており、それを弁護士として、法的根拠や証拠を入れ込んで陳述書を作成して裁判所に出します。
依頼人の作文能力と弁護士の作文能力で訴訟の勝ち負けが決まります。
なので、あなたの方が筋が通っておりますし、法的根拠からも、裁判はフェアに判断されますよ。心配されなくても良いです。"

と、言われました。

【質問1】
とは言われても、不安だらけです。

私はありのままに起こったことを弁護士に伝えており、証拠の録音もありますが。

作文でも、良い作文、虚偽の悪い作文があるということですね?裁判官は見抜けるのですね?

身も蓋もない回答ですが、その不安は、ここでは解消できないでしょう。

裁判官は、神様ではないので、全てを見通すことはできません。
ただ何百という事件を経験しているので、証拠の見方は精通しているでしょう。証拠との関連性から、主張や陳述書の整合性について判断することは長けていると思われます。
ただ、一般論としてそうだというだけで、現在存在する、あるいはこれから作成する文章がどうかはわかりませんし、相手の主張が「嘘」(証拠と客観的に異なっていることをわかっていながら主張している)と見抜けるかどうかは、事案次第です。