不当解雇とされる可能性がある場合の証拠収集方法とは?

経理スタッフの同僚が、
昨日、突然の解雇を言い渡されました(録音済み)。
口頭での解雇理由は、
「直属の上司との人間関係」
(価値観が違うので一緒に仕事ができないとの事)
1カ月ほど前に、その上司との面談(録音済み)を行って、
解雇の前触れがあったそうです。

具体的な内容は上司の主観による
同僚の勤務態度(上司への意見・反論)の改善だそうです。
理不尽な上司の命令にも話し合い後は、
改善を心がけ努力をしたとのこと。

解雇通告書には、
「能力不足」と書いてあるそうです。
そして、もう仕事はしなくていいので、
今日中に荷物を片づけてかえってくださいとのことでした。

【質問1】
同僚が、これから裁判を行うにあたって、
何を証拠に戦えばいいでしょうか?
能力不足とのことなので、
無理やりの無能の主張をしてくるものと思われますが。
決して、能力の低い同僚ではありません。

【質問2】
能力不足といわれたので、
能力があることを証明しないといけないですよね?
しかし即日帰宅命令だったので、仕事の実績となる資料等が残せず。

【質問3】
解雇証明や就業規則や給与明細や雇用契約書などは、
ネットで調べて最低限必要なのはわかりましたが、
そのほか、能力不足という理由に対抗する証拠は何がありますでしょうか

【質問1】
同僚が、これから裁判を行うにあたって、何を証拠に戦えばいいでしょうか?
→能力不足に関する主張立証責任は労働者側ではなく会社側にあります。能力不足に関する反論は会社の主張次第なのでこの場で適切な回答をすることは困難です。
すでに解雇されたということであれば、この場での一般論で解決する段階にありませんので、同僚の方に解雇理由証明書を会社から取得してもらい、それをもって法律事務所でご相談するよう勧めてください。