被害者側と示談したいのに電話に出てくれません。どうしたらいいでしょうか。

今現在家族が加害者側で示談をする為に弁護士さんにお願いをし、被害者側の電話に毎日3回ほどかけているようなのですが全然出てくれません。
検察庁が電話したところ仕事が忙しくて中々出れないと解答があったそうなのですがそれ以降も何度かけても出ないようです。
検察庁から再度出るよう催促してもらったのですが、この場合出来ることは電話に出て貰うのを祈るのみでしょうか?
被害者側の連絡先を教えて貰えたのに何も進まず悲しいです。
どうかお知恵を貸してください。

相談者さんが焦れる気持ちはよく分かりますが、被害者側に示談や話し合いに応じる義務がある訳ではありません。
こちら側の事情の押しつけにならない様、常識的な範囲で交渉の打診を継続する方法が妥当と思われます。

もし、犯罪の種類が経済犯であれば、被害者側がどうしても和解に応じない場合、弁護士の先生と相談しながら供託手続も検討に入れても良いでしょう。

示談をしてくれない可能性がある事は重々承知しているのですが
示談に応じたくないのに被害者側が弁護士さんに連絡先を教える許可を出すことはあるのでしょうか、?
少年の刑事事件になるのですが示談が成立しなかった場合の結果が怖く家族一同焦っています。
検察側に示談する意思はあるという事は伝えられてると思うのですが示談が成立しない限りその意思だけでは判決結果に有利に働くことはないですか?

電話に出て貰えない限り何も出来ないという認識で大丈夫ですか?

残念ですが、検察からの電話照会(被疑者側への電話番号の告知)に応じることは、示談に応じるという意味とイコールではありません。
話は聞くが、内容次第という方も一定数おられます。

他方で、相談者さんが示談に精力的に動いた、被害者に誠意をもって対応したということは無駄にはなりません。
付添人の先生と話し合われた上でのことになりますが、被害弁償経過報告書の様な書面を作成する方法があり得ます。
この書面は、相談者さんが現実に付添人の先生に弁済の原資として相応の金員を預けたこと、付添人の先生から被害者に対して示談の為の架電を行ったこと、それでも応じてくれなかったこと等を客観的に表し、少年審判の際に少年の周囲には相談者さんを始めとした環境が整っていることを示す一つの証拠となり得ます。