動静不注視による丁字路右直事故。罪名は何になる、不起訴にするには

刑事罰を与えられる可能性はありますか。またどのように回避すべきですか
勤務中、当方動静不注視(相手の存在に気づいていたがいけるだろうと思ってしまい右折)での右直(車両同士)事故→双方けが人ありで相手方が診断書提出し人身事故に切り替え

当方(曲がり切ろうとした右折車)運転車両後方に傷、へこみ、腰椎捻挫、頚椎捻挫、足首捻挫、指骨折。相手から事故直後に10件ほどの連絡があったが業務中で仕事が終わるのが22時過ぎのため、3日後(休日)に電話を入れ、謝罪し、直接謝罪申し出るが空いてる時間がまだ分からないと言われ現在に至る。

相手方(直進車)直前まで減速なし3名怪我あり(むちうち)事故の際に私が携帯を持っていなかったため代わりに通報してくれた。

この場合、どのような刑事罰を課せられるでしょうか。また、警察署に呼び出されているのですがどのように説明したら良いでしょうか。

実況見分ではどのように説明すればよいでしょうか。伝え方のコツなどはありますか。

相手を認識してから右折しており、右折途中でサイドミラーに接近している相手車両がうつっていたため、危ない、ぶつかると思い、ブレーキを踏まず、むしろ逃げるようにアクセルを踏みました。
相手はその後縁石に乗り上げました。

人身事故切り替えの連絡があった時に「あなたが被疑者だ」と強く警察に言われたので不安になっています。

まず、あなた側が任意保険に加入しているのであれば、事故の報告を行い、保険会社にしっかりと示談対応をしてもらってください。
 また、双方に過失がある事案と思われます。今回の事故であなたの方も怪我を負ったなら、あなたの方も診断書を警察に提出して人身事故扱いにしてもらうことも考えられます。その場合、自動車運転過失致傷罪で双方とも検察庁に送致されることになるでしょう。なお、検察は、双方の過失の程度、怪我の程度•治療状況、任意保険の対応状況等を踏まえて処分を決めることになりますので、相手側にも相応の過失があり、相手側の怪我が軽度のむちうち等に留まり、任意保険がしっかり示談対応をしている等の事情を踏まえ、不起訴処分とされる可能性もあるように思われます。
 より詳しくは、お住まいの地域等の弁護士に直接相談してみて下さい。なお、あなたが加入している任意保険に弁護士費用特約が付いていれば、その特約から相談料を払ってもらえるかと思いますので、確認なさってみて下さい。

事故の概況からすると、相談者様の一方的過失ではなく、双方に過失がある事故かと思われます。相談者様のこれまでの処分歴等にもよりますが、不起訴か、悪くても略式起訴にとどまる可能性が高い類型と考えます。
もし相手の方の損害に関し任意保険の手続きが未了の場合、保険金請求の手続きは行っておくべきです。
また、相談者様も負傷している模様であり、勤務中の事故ということですと、極力労災を使っての治療をお勧めします。