キャンセル料支払い済みのお客様からとられる可能性のある法的手段やその内容について
ネイルサロンを経営しています。
数ヵ月前の話なのですが、ご予約したお客様が連絡無しの遅刻をされて来店されました。
その際に遅刻される際は事前にご連絡いただくようお願いしている旨をお伝えしたところ、「道が分かりにくい、マンションばかりでどれか分からなかった」等と言い訳され遅刻されたことに関する謝罪もなく、でも予約時に同意しているはずですなので連絡はいただかないと他のお客様にもご迷惑をお掛けすることもあるため困ると再度お伝えしたところじゃあもういいですと言って帰ってしまわれました。
帰る間際に当日キャンセルとなるためキャンセル料がかかってしまいますがよろしいですか?と伝えたところ「払わない!」との一点張りでした。
弁護士事務所に依頼し、後日お支払いただけて一件落着かと思われたのですが、つい先日そのお客様のお母様からメールが届き「遅刻したことに対して謝罪したのにそちらの高圧的な対応のせいで恐怖を感じ施術をキャンセルしたのにキャンセル料を請求するとは何事だ、弁護士に相談する」と書かれていました。
謝罪は一言もなかったですし申し訳ないというような態度ではなかったです。毅然とした対応はしましたが、高圧的ではなかったと思いますし、お客様にお伝えした内容も問題はなかったと思います。
そのためご迷惑をお掛けしたことについて謝罪しキャンセル料の返金を申し出たのですが、「不要です。そのための連絡ではないので。」と返金を拒否されてしまいました。
こちらとしてはもうできることはないのであとは代理人を通じてご連絡くださいとして相手方からの連絡待ちです。メールの内容も感情的で要求が良く分からなかったためでもありますが。
相手の出方が分からないのですが、もし訴えられるなら高圧的な態度をとられてキャンセル料を請求されたことに対する慰謝料を求められてしまうのでしょうか?
そう言いたいが為にキャンセル料の返金を拒んだのでしょうか?
こういったケースで考えられる起訴提起の内容について教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
もし訴えられるなら高圧的な態度をとられてキャンセル料を請求されたことに対する慰謝料を求められてしまうのでしょうか?
>>請求してくるのは相手方の自由ですが、通常は裁判所が請求を認める内容ではございません。
今回の件は、特にやりとりを続けずに放置されておくべきでしょう。
事業をされる中で変な人が顧客になってしまうことは避けられません。
今回の対応について問題があったとは思いませんが、今回のような形でトラブルになればその後のご対応などはかなりご負担かと思います。
変な人との関係ややりとりを続けてまでキャンセル料を請求するべきなのかどうかは経営判断です。敢えて請求しないという選択をされる事業者の方もおられます。
匿名A様
ご回答いただきありがとうございます。
慰謝料請求されても認められる内容ではないとのこと、安心しました。
キャンセル料請求についても今後請求するかどうかは検討してみます。
体調不良や身内の不幸等のやむを得ない事情以外のキャンセルは一律請求していたのですが、条件を緩和してもいいのかもしれません。