フリーランスエージェントとの契約 引き抜きについて
現在、フリーランスのSEをしています。
Aと言うフリーランスエージェントと契約をして、顧客がBで間にC社という会社が仲介している案件に参画しております。
私⇔フリーランスエージェントA社⇔C社⇔顧客B社
という商流になっております。
今のA社との契約が3月で切れるのですが、C社から直契約で今の顧客B社の案件を続けて欲しいと言われまた。
条件がかなり良くなるのでつい承諾してしまったのですが、冷静に考えてこれは引き抜きに当たる行為なのでは、法的に訴えられる可能性があるのではと不安になっています。
以下2点質問いたします。
1. 私は正社員ではなく、準委任契約を結んでいる個人事業主です。
Aからすれば個人事業主はいわゆる取引先にあたるのですが、個人事業主にも「引き抜き」という概念が適用されるのでしょうか?
2. A社から損害賠償や、法的に訴えられる可能性はあるのでしょうか?
念のためA社の契約書を確認したのですが、引き抜きに関する項目は見つかりませんでした。
利用規約には「直接に雇用契約を結ぶこと」は禁止事項に当たるとの記載がありますが、損害賠償に関しては記載がありません
皆様の知恵を拝借できますと幸いです。
よろしくお願い致します。
契約書に利用規約を適用することの言及があり、「直接に雇用契約を結ぶこと」は禁止事項に当たる、ということの意味として、ここでは、B社ないしC社と直接契約を締結すること、を意図したものである場合には、A社から契約違反として損害賠償請求を受けるおそれがない、とは言い切れないと思います。
もっとも、C社との直契約が、ここでいう「雇用契約を結ぶこと」にあたると解釈される場合なのかどうかも、契約書全体を見なければ確たることは申し上げられませんので、契約書持参で弁護士にご相談された方がよいと思います。