会社退職時の貸付金返済と保証人変更の法的対応は?

私は4歳上の兄がいる2人兄妹の妹です。両親は小さい会社を経営しています。私は20年専門職(国家資格あり)で働いていましたが、両親の高齢化や承継問題、自分の事情もあり、10年前より正社員として両親の会社に入り、主に経理事務、雑用全般をしてきました。当時、兄は他所におり、会社経営にはノータッチで帰ってくる話も全くなかったので、私が後継者として会社を承継する予定でしたが、年明けに兄が帰って来て、一緒に会社を継ぐことになりました。

兄とは長く離れて生活していたので、上手くやれるか不安もありますが、それ以上に会社に関わる重要事項も隠していたり、経営方針の違い、両親の兄贔屓(兄への入社後の待遇面やこれまでの対応、援助等)があり、両親への不信感があります。何度か話しても平行線なので、兄と入れ替わりで退職し、好きな所で自由に生きようと計画しています。

その際、①私が会社に貸しているお金の返却
②融資で私がなっている保証人の変更(複数)を要求したいと考えています。

①は1/2は私が貯め、1/2は3年程前に親から生前贈与されたお金になりますが全額返却義務はあるのか?尚、兄も同額贈与されています。
②は原則として保証人を抜けることは難しい様ですが、各融資先に退職の意思を伝え、兄に変更可能か相談に行くのは問題ないのか。逆に私も親に保証人になって貰っている物があるので、それは売却の方向で進めようと思っています。

それで法律的には問題ないか、もし拒否されたら裁判に進めるのか、退職後、会社と完全に無関係で居たいので、他に注意すべき点等ありましたら、教えて頂けると助かります。
よろしくお願い致します。

①は1/2は私が貯め、1/2は3年程前に親から生前贈与されたお金になりますが全額返却義務はあるのか?尚、兄も同額贈与されています。
→貸付金の原資がどのような由来のものであるかは基本的に関係はありませんので、会社は貸付金の全額の返金義務はあります。

②は原則として保証人を抜けることは難しい様ですが、各融資先に退職の意思を伝え、兄に変更可能か相談に行くのは問題ないのか。逆に私も親に保証人になって貰っている物があるので、それは売却の方向で進めようと思っています。
→相談する分には問題はありません。

早速の回答、ありがとうございます。
①②に関しては私の考えで大丈夫とのことで安心致しました。
これらは会社(父)が拒否した場合、裁判しても大丈夫な内容でしょうか。

これらは会社(父)が拒否した場合、裁判しても大丈夫な内容でしょうか。
→➀については貸金返還請求として、貸し付けについて会社が争わない、または争う場合でも貸し付けの証拠がある、ということであれば裁判をしてもよいとは思われます。
②については、一般的に会社(父)に保証人を抜けさせる法的義務まではないため、裁判をしても難しいでしょう。

何度も回答頂き、ありがとうございました。
大変、参考になりました。