性被害において、自宅に上がらせたか否かが考慮されてしまうのは何故?

顔見知りからの性被害において、自発的に部屋に上がらせたかどうかが問題になるのは何故なのでしょうか。

部屋であれば、普通に遊んだりという認識で上がらせることもあると思います。

部屋で性行為をする認識自体ないような人が、相手を信頼して家に上がらせたとしても被害者の落ち度として非難されます。

問題なのは不同意でわいせつ行為が行われた事実ではないのでしょうか。

不同意で身体の関係があった証拠があっても非難されてしまうと、二人きりが危ないことだと認識していなかった被害者側が悪かったのかと思ってしまいます。

相手は悪意あって部屋に上がりたいと言ってきてるのに、犯罪に巻き込まれるとは知らない人に対して非難して、どうして相手の悪意や、不同意で強引に身体を触ったりすることは問題視されないのかと思います。

被害者としては次から気をつければいい話だと思うのですが、悪いに気づけなかった被害者にも非があるという部分で、そもそも法的に問題視しないケースが見受けられるような気がしました。

性的好意と人としての好意も違って、自宅に上がらせること自体は罪でもないはずなのに、どうして部屋に上がらせた部分が性被害において考慮されるのでしょうか。

自発的に部屋に招いていれば、少なくともその点に同意があるので、さらに性行為等について同意があるのかも問題となります。

他方、自発的に部屋に招いていない人物(たとえば、無断侵入)が、性行為等について同意あったと主張しても、部屋に招いてもいない人といきなり性行為等の同意がある
とは通常考え難く無理筋の否認となります。

あくまで、事実認定の問題ですので、
部屋にあがらせたかどうかが唯一のポイントとして考慮されるわけではありません。