小学生の子供への言葉の暴力、面会交流の影響と対策

小学生の子供の面会交流についてです。
非監護親と過ごす際、子供が苦手なことやできないことを馬鹿にするような発言を受け、子供が傷ついたことがあるようです。
言葉の暴力というのは、脅迫や、命に関わるワードが含まれているということでしょうか?

相手を蹴落とすような発言を繰り返す場合子供の自尊心を下げてしまう気がします。
どうやって証拠を残せばよいでしょうか、

その場合、面会交流の頻度を減らしたり間接交流にすることも可能でしょうか?

子供から、父親に言われた言葉をどこまで聞き取れるかですね。
子供の意思はどうですかね。
父親と会いたい気持ちはありますかね。
この2点で、方針を決めるといいでしょう。

面会交流は、お子さんのためのものです。
離婚して離れて暮らす親とも交流することにより、親に捨てられたという思いを持つことなく、両方の親に愛されて成長することが、子どもの成長発達のために望ましいからこそ、面会交流を行うというのが、本来の姿です。
お子さんが、面会交流をすることで親に気持ちを傷つけれてしまうということが積み重なれば、面会交流がお子さんの利益ではなく不利益になってしまうこともあります。
小学生のお子さんであれば、ある程度は、自分の気持ちを話すことが出来るのではないかと思います。
お子さんの気持ちを丁寧に聴き取り、必要なフォローをしていく必要があるかと思います。

またお子さんの真意を把握することは、とても難しい作業です。
単純に「会いたくない」「イヤだ」という言葉を出したとしても、それだけで本当に面会交流を中断してよいのかは慎重な判断が必要です。

面会交流の問題は、裁判手続のように証拠をどう集めるかという世界ではありません。
お子さんのために、どういう対応が望ましいかという個別具体的な判断が必要です。

専門家に相談する窓口がわからない場合には、子ども家庭庁のホームページなどでも相談窓口の情報提供があります。面会交流の助言・支援をするNPO法人なども存在します。
また弁護士にも適切な面会交流の助言をできる弁護士もいます。

素人判断ではなく、専門家の意見も踏まえて、お子さんのために必要であれば、面会交流の頻度を減らしたり、間接交流に切り替えたりすることも場合によっては必要になるかも知れません。
その判断は、インターネット上では見つけることはできないので、きちんとした専門家への相談窓口を見つけて、専門家に相談してみてください。

ご参考になれば。

「非監護親」というのが①法律上監護権がない親という意味なのか②事実上監護していない親という意味なのか不明ですが、①であれば、家裁の手続きを経た上で法律上の監護権を得ている相談者なので、このような相談はされない(必要がない)との憶測で、②だと推測して述べます。面会交流について取り決めがあってもなくても、他の先生が述べられているように未成年の子の成長のために実施するものですから、成長にとって不適切であると判断すれば,それを理由に面会交流を拒否することもやむを得ないと思います。ただ、子の適切な成長のためですから、子が離れた親の愛情を受ける又は受けたいといった子の心情にも配慮する必要があります。その自己判断は難しいと思いますので、面会交流におけるルールを話し合うために家裁の調停を利用するのも一つかもしれません。その前に面会交流調停を取り扱う弁護士(子どもの手続代理人ができる弁護士がベスト)に、詳細な3者の状況を説明しながら法律相談を行うと良いと思います。