民事裁判の判決日、出席の必要性と郵送配達のタイミングは?

民事裁判の原告側です。

判決の日時に、裁判所に行くと思うのですが、
裁判官からは郵送もしますので、
来なくても大丈夫です。と言われました。

普通は、みなさん
行かれないのでしょうか?

郵送は、判決当日に送られてくるのでしょうか?

民事訴訟の判決言渡期日は、当事者が在廷していなくても開催することができます(民事訴訟法251条2項)。弁護士が受任した訴訟では、特に必要がなければ判決言渡期日には出頭しないことが多いです。なお、判決言渡期日後に担当書記官へ電話すれば、判決主文については教えてもらえることが多いです。
判決の送達は、判決正本がいつ出来るかによります。判決言渡日の当日に判決正本も完成している場合は、その当日又は翌日に特別送達郵便で発送されますので、判決言渡しの翌日か2日後に到着します。ただ、事案によっては(裁判官の決裁や事件が立て込んでいるなどの理由で)判決正本の作成に数日かかるケースもありますので(感覚としては、最近そのようなケースが増えているように感じます)、何とも言えません。

ご丁寧にありがとうございます。
今回、私は弁護士をつけていないので、
判決は裁判所に出向いて聞いた方がいいですかね?

判決言渡期日に出頭した場合、判決正本が出来ていればすぐに受領することができますので、判決理由などを早く知ることができますし、送達費用の節約にもなります(ただし、先の回答のとおり、正本がまだ完成していない場合は判決主文を聞きに行っただけで終わる可能性もあります)。
また、判決内容が原告の請求を全部又は一部棄却する内容であった場合、即座に正本を受領してしまうとその時点から控訴期間(2週間)がカウントされることになる点にも留意する必要があります(そのため、敗訴が濃厚な事案で、控訴期間や判決確定時期をなるべく遅くしたい場合には、敢えて裁判所へ赴かず郵送で判決正本を受領するという選択も考えられるところです)。
出頭した方がよいかどうかは個別事案によることになりますが、判決期日に立ち会いたいのであれば、事前に担当書記官へ出頭する旨を連絡しておき(双方出席しないことを前提に準備していることが多いためです)、期日当日に判決正本をもらえるかどうかを確認した方がよいでしょう。

詳しくありがとうございます。
個人で裁判しているので、
分からず不安でしたが
行かずに郵送を待とうと思います。
私が負けている可能性もなくはないので、
行かずに受け取る日時を遅らせます。