婚約解消に基づく指輪の返還、賠償に関して
お互いの同意にて婚約解消したため買ってもらった婚約指輪、結婚指輪を郵送で返還しましたが、相手から「受け取る意思はないから指輪代を賠償しろ」と弁護士経由で連絡が来ました。
判例を調べましたが婚約指輪の賠償を認めた/認められなかった事に関してほぼ判例はなく、弁護士事務所のサイトを見比べましたがどこも指輪の返還のみであることが多く実費で返す事はほぼなさそうな印象でした。
お互いの同意に基づく婚約解消に対し、実費で弁償、もしくは折半で負担する必要性はありますか。それとも返還のみで終了できるのでしょうか。色んな先生のご意見をお聞きしたいです。
相手と相手弁護士の理解がなかなか悪そうで弁護士をつけるしかないのかなと考えております。
指輪の返還が一般的ですね。
合意解消で不当利得になるので、現物返還が原則でしょう。
金額返還を求めるなら、別途合意が必要でしょう。
婚約”解消”とありますが、
上記に至った原因次第でしょう。
ご自身側に問題が無ければ、単に返還でよいでしょう。
元婚約者側が指輪代を請求する理論的根拠が不明ではあるのですが、婚約解消によって贈与物の巻き戻しが必要になるわけですので、物の返還で足りるものと考えられます。