借地契約更新の必要手続きと地主への適切な対応方法

普通借地契約の期限が来年の2月末で到来するにあたり地主より配達記録で期間満了の通知がとどきました。
「期日が来ます。よろしく」とだけ書いてあります。
私は登記済の築19年の2階屋に住んでいます。地主に対し更新の意思表示を手紙にてしておく必要がありますか?必要な場合、記載しておく必要のある事項は何でしょうか?配達証明ですれば良いでしょうか?

元の借地契約の契約書を確認し,更新条件がどのように定められているかを確認された方が良いでしょう。また,更新の意思表示については内容証明郵便により行っておいた方が良いかと思われます。

契約書には更新について、更新料がいるとも、協議するとも何も書いてありませんもので不安になったのです

築19年とありますが、来年期間満了日が来るとなると、
建物を新築(再築)する以前の借地契約があるのではないでしょうか?

相続などで以前の契約内容を把握されていないのであれば、
契約書を探したり、地主側に確認を取るなどされたほうがよいでしょう。

大家側の意図は推測するほかありませんが、
法律の不知に乗じて建物収去明け渡しを求めて、別の建物を建てる(アパート等の方が収益性はありますので)ことを意図しているか、
更新の際に地代増額などを求める(更新して欲しいなら増額提案を飲むようにという交渉)意図であろうかとは思います。

住居という生活上重要なものに関するものですから、一度きちんとご相談なさったほうがよいでしょう。

私ち地主の前の契約書、借地権付建物の売主と前の借地権者と地主の契約を見ました。前の借地権者は破産しており、売主は相当の金額を払って借地権を買い取り3年以内に転売する契約となっていました。私と地主の土地賃貸借契約の期限は20年になっています。30年未満の契約は期間が無効となる認識なのですが、私には無関係の従前契約があるため有効なのでしょうか?登記済建物があれば借地権は更新いただけるとの認識もしています。賃料とか更新料は協議が必要とも思っていますが。

契約が無効となるのではなく、30年となるだけです。

そもそも来年が更新なのかという問題、
更新料については、契約に定めがないのであれば、支払義務はありません。
地代に関しては物価変動の関係で、更新時期に(本来は他の時期でも可)増額を求められる可能性はあるでしょう。

また、合意による更新と法定更新を混同されているように思われます。