民事裁判と刑事裁判はハードルは同じですか?それとも、どちらの方が成立が難しい等はありますか?
同じ名誉毀損や脅迫罪でも、民事と刑事では認められるのにハードルの高さは同じなのでしょうか?
たとえば、同じ件で民事と刑事の両方で相手を訴えたとします。同じように話をして同じように証拠を出しても、民事では認められても刑事は認められないなど、差が出ますか?
先程も質問したのですが、今回私は民事で相手への訴えを起こしています。
弁護士先生いわくかなり悪質なようですが、いくら悪質だったとしてもそれで裁判で認められなかったら…?と考えています。
裁判官にどれだけ相手が悪質なのかを伝えることが必要なようですが、どうすれば伝わりきるものなのだろうと思っています。
刑事事件は、警察が捜査を担当し,検察官が起訴するかどうかを決めます。適用される法律も刑法などの刑罰放棄であり,民事訴訟で適用する法律とは異なりますので,成立要件や立証内容も変わってきます。そもそも該当の行為が刑事罰に該当しない場合もありますし,該当しても不起訴処分(起訴猶予)となることもあります。起訴されたとしても,罰金刑や執行猶予など,被害者の満足が必ずしも得られない結果になることも多いでしょう。
特に名誉毀損は,民事の損害賠償責任が認められても刑事事件では不起訴となるケースが比較的多く見受けられ,民事の賠償額を引き上げる目的を疑われて警察がなかなか動いてくれない,といった事案もしばしばです。
ありがとうございます!
民事裁判では名誉毀損や脅迫は認められないことが多いでしょうか?
証拠はあっても実害が無いなどで認められないこともあるのか気になっています。