なかなか離婚訴訟をしない理由は？
離婚調停を申し立てられました。
こちらは離婚する気はないですが、別居しているので、訴訟なら離婚成立する可能性があります。
夫は代理人をつけていて、離婚調停1回目から訴訟する意志があると言っています。
離婚したいなら、離婚調停を不成立にして、訴訟にしたらいいのに、さっさとそれをしない理由は何ですか？
離婚認容判決をとる自信が、いささか弱い一面があるのかもしれませんね。
また、財産分与その他の離婚条件について、あなたの考えを知りたい事情も
あるのでしょう。
まずは話し合いの余地を探っているのかもしれませんが、調停離婚に応じる意思がないことを貴方が調停の場で明言すれば、次回期日で不成立になる可能性はあるでしょう。
離婚訴訟の場合は時間も費用もかかります。
調停前置主義の関係でまず調停を申立てする必要がありますし、
申立側で即不成立とできるわけではありません。
別居期間の長期化を離婚訴訟の際に主張する予定であれば、
ある程度の期間が経過するのを待ってという判断もあるでしょう。
話し合うに応じないつもりはないですが、
夫が私の外見が気に入らない、料理がまずい、親同士の交流がないなど、私を不快にさせる理由ばかりを並べて、離婚を要求し、財産分与も婚費の支払いも拒否しています。
別居期間や、その間の夫婦間の交流等にもよりますが、ご記載の理由のみで裁判により離婚することは難しいかと思われます。そのため、調停での話し合いでの解決や、別居期間を稼ぐという意図もあるでしょう。