離婚で親権を取りたい父親のための弁護士探しについて

親身に相談に乗ってくれる弁護士を探しています。

現状何社もの弁護士事務所に相談しましたが離婚して、親権を取ることは難しいと言われました。

内容
離婚して、親権を取りたい。

男性 40代
子ども 小学生高学年

普段より子供の面倒を見ています。

離婚する場合、お互いが親権を主張しています。
離婚の話合いは進んでいません。
話合いが出来る状況ではありません。

ネットで検索した弁護士に何人も問い合わせをしましたが、この状況だと父親が親権を取ることが難しいと言われました。親身に味方になってくれる弁護士さんはいませんか?

親権を取れるかの見通しについて、「普段より子供の面倒を見ています。」のみで判断することはできません。

「子供の面倒はすべて自分が見ていて、妻は何もしていない」のか、「お風呂に入れたり、休みの日に一緒に遊ぶことをしている」程度なのか等、関与の程度から、どちらが主たる監護者なのか、その他現状の監護状況がどうなっているのか等、様々な事情が絡んでくるところです。
さらに言えば、現在の監護状況、離婚に際して具体的に親権以外も含めてどのような話になっているのか、その他あらゆる事情を聞き取りませんと、親権を含めた離婚に関する見立てはできません。

拝見する限り、正直、おっしゃられる「親身に味方になってくれる弁護士」は、
「あなたの思い通りに何でもかんでもかなえてくれる弁護士」を意味するように読めましたが、
弁護士はそもそも法律に従って戦うものであり、法を無視したり、法を捻じ曲げたりして無理を通す存在ではありません。
すると、十分な情報もないまま、あなたに有利な見通しを無責任に語ることはできませんので、
現状であなたの満足するような対応をできるのか、そもそも判断できません。

ご要望をかなえるには、それこそ引き続き様々な弁護士事務所にて直接弁護士にあたり続けて、
これはという弁護士を探す方が良いように思われます。

子供の面倒とは
食事を作り、お弁当を作り、参観日に行き、運動会を見に行く
掃除をし、子供の勉強を見る
この様な内容で、逆に妻はなにをしているか、知りたいくらいです。

私たち夫婦は財布も別ですし、会話もありません。
共有生活スペースで顔を合わさない様生活しています。

確かに内容が簡素で良くなかったかも知れませんが、お風呂は12歳なので自分で入りますし、塾の学費なども自分が払っています。
毎日食事を作り、学校へ送りだしています。
掃除も私がしますし、食事やお弁当、参観日、運動会も一人で支度し、こなします。
何より子供が両親の不仲を知っており、離婚するなら私について行きたいと言っています。

私も法律に則り依頼をしたいと考えていますが、言葉足らずのところがあった様に思います。

親権を手放すと子供が不憫でならないので、現在家庭内別居を続けております。
離婚の話が出来るような状況ではなく、怒鳴り合い、無視、この様な状態が10年以上続いております。

決して法を都合よく解釈したわけではなく、母親有利の現状で一緒に戦ってくれる弁護士はいないものかと相談したかったのです。

子の親権者指定の判断基準は、現在の実務では「主たる監護者が父母いずれか」という基準で判断されます。この主たる監護者性の主張立証は、子が生まれて以来、産休・育休取得の有無、子の衣食住の世話、子の傷病時の看病等、保育園や習い事への対応などに関する具体的(中心的)監護実績をもとにして、他方配偶者と比較して、自分が主として子を監護してきた者であることを主張立証する必要があります。子が生まれてから現時点に至るまでの監護実績が重視され、現時点の監護状態のみが重視されるわけではないことにも注意が必要です。

相談した複数の弁護士から【この状況だと父親が親権を取ることが難しいと言われました。】とのことですが、上記基準に照らしてその具体的理由を説明されておらず、また、その他に依頼に至らなかった理由(弁護士との相性やコミュニケーションの問題など)が思い当たらないようであれば、再度相談してみることを検討してもよいのかもしれません。