証人尋問を避ける方法と代替案についての相談
子Aが,私と母(同居中)に対し,遺産確認訴訟を起こしています。
裁判所の方から和解を勧められましたが,私と母は和解するつもりはありません。和解しない場合,私たちの弁護士から母の証人尋問があると言われました。
ただ母は90歳で耳が遠く,証人尋問に耐えられるとは思いません。(1時間ぐらい尋問があるらしいですし,相手の弁護士・自分の弁護士・裁判官の話は聞き取れないと思います)
証人尋問を拒否すると,もしかすると子Aに有利になるかもしれないと言われました。
①証人尋問を無難に拒否するには,どうすればよいのでしょうか?
補聴器を付けてもあまり聞こえません。医者には老化によるものだから仕方ないと言われました。
②代わりに私が尋問を受けることは可能ですか?
③母が書面で回答することは可能ですか?
弁護士を依頼しているのであれば、その先生がより詳しく知っているので、ここで聞く内容より正しいでしょうね。
一般論としては、
① 事情を伝えれば出席しないこともできるでしょうね
② 何で争っているかにもよりますが、代わりにはならないでしょうね
③ 裁判官の面前での反対尋問がされない以上、信用性は低く見られるでしょうね
尋問は、お母さまの言っていることが本当かどうかを裁判官が見極めるために行われるので、尋問に出ないということはその見極めができていないから信用性を弱めて判断されることになります。その意味で裁判上不利になりますね。