車同士の物損事故で保険会社同士が揉めています。
今年のGWの時に、旅行に向かっている途中の高速道路で車同士の事故がありました。
本線からサービスエリアに向かう道で、車は1台しか通ることの出来ない道です。
その道をサービスエリアに向かっていた際に別の本線から合流してきたトラックと衝突しました。
私自身もまさか確認せずに合流してくると思わず急ブレーキをかけましたが
大きなトラックだったので間に合わずトラックの後方の側面と私の車の左側のサイドミラーがぶつかり
サイドミラーが根こそぎ取れてしまいました。
その後サービスエリアまでクラクションを鳴らしながら追いかけて、車を停車し相手と話しました。
相手は「ぶつかったことに気づかなかった」「車がいるのを確認してなかった見えなかった」と言っていました。
そこから、レッカーで車は持っていかれてあとは保険屋に任せる流れでしたが
4ヶ月近く経ってますが何も進展がありません。
相手の保険会社は「方向指示器を出したから7:3だ」と言っているらしいです。
こちらは「出していなかったので9:1です」と揉めているらしいです。
正直、出しているかの証拠はありません。
それとこちらの修理費用は24万ですが
相手は56万かかったと言ってきています。
ぶつかったことをも気づいていないし、ぶつかった際に確認した時は側面のライトのカバーが割れていたくらいだったのに
塗装が剥がれていたのでそれを治して56万を言ってきています。
このまま7:3になってもすごい大きなお金を負担しなけてはならないし、保険の等級も下がります。
相手の修理費用は違法ではないんでしょうか。
この場合どうすればいいんでしょうか❓
過失割合7:3だと、こちらの修理費は7割で16万8000円、相手の修理費の負担は3割で16万8000円で
同額となります。
他方、過失割合9:1だと、こちらの修理費は9割で21万6000円、相手の修理費の負担は1割で5万6000円
となります。過失割合9:1のケースだと、相手の修理費は最悪、自己負担して保険を使わなければ等級は下がらないので、
その検討が必要です。
なお、相手提案の過失割合7:3構成だと、ちょうど請求額と被請求額が同額になるのが偶然なのか、意図されたものなのかが良くわからないので、
御指摘のとおり、修理費の内容はよく確認した方がよいかもしれません。
(※修理費用に違法という概念はなく、問題は、事故によって生じた損害に対する「必要」かつ「相当」な修理なのかどうかということです。)
弁護士費用保険特約に入っていますか?
保険会社同士の話し合いで解決できないということであれば、この時点で弁護士を入れるということが考えられるかと思います。
弁護士費用特約に入っているらしいので
そこも検討している段階です。
たしかに違法は無いですが、その傷が今回の事故でできたものなのか
それを直す必要があった傷なのかですね、
もう一度確認してみます。
そのとおりです。
修理費で争いになりやすい論点は、①事故によってできた傷といえるか(因果関係の問題)、②必要かつ相当な修理費といえるか(修理内容といえるか)(損害「額」の問題)となってきます。
がんばってください。