未成年かもしれない援助交際について

Question

昨年軽い気持ちでツイッターで援助交際をしました
相手は年齢不詳で、飲酒や喫煙、ギャンブルの写真が挙がっており、一定の年齢と思い行為をしてしまいました。
メッセージでは卒業したこと、ハローワークに通っていること、毎日お酒を飲みに歩いていることも書かれています。
会ったときに年齢を確認しなかった自分も悪く、そもそもそういう行為をした自分も悪いのですが、もし未成年だったらと思い怖くて仕方がありません。

地元の警察に相談し、相談案件として処理はしてもらいましたが、行為のあった場所は隣町です。
不安で毎日を過ごしています。
これ以上何かできることはありますでしょうか？

若井 亮 弁護士 · Accepted Answer

はじめまして。
ご相談内容を拝見しました。

相手方の年齢は分からなかったわけですし、既に警察にも行かれているので、仮に相手方が１８歳未満であったなどの事情があったとしても、事件にはならないかと思います。
ネットでの出会いにはリスクもありますのでご注意ください。

奥村 徹 弁護士 · Answer

援助交際少女は広範囲に活動していることがあって、他の県警が来るかもしれません。
　Ａ県警に相談していたが、Ｂ県警に「サイトでは１９歳と表示したが、会ってから１７歳と告げた」として逮捕された事例もあります。A県警への相談内容が断片的に残っていたので起訴はされませんでした。
　もし心配であれば、弁護士に相談して、警察・検察に通用するような形式で、児童と知らなかったという弁解や資料を書面で固めて、関係しそうな警察署に送ってから相談に行けば確実です。

地域によっては、買春行為の年齢を知らない場合に、青少年条例の年齢知情条項を持ち出して、過失の淫行として処罰するところもあります。これは違法なんですが、ご存じない弁護士が多くて、適切な対応ができていないと思われます。

奥村 徹 弁護士 · Answer

他県とか他の警察署はいきなり逮捕しに来ることがあります。　
　対応のポイントは、児童ではない・児童とは知らなかったという弁解を、弁護士の援助を受けて、資料を添えて書面にして、関係しそうな警察署に公文書として保管させる・弁護士にも保管させることにあります。資料がかちっとできていれば、児童であったときも、立件しないとか、逮捕しないとか起訴しないという緩い対応になることが期待できます。
　不幸にも予想外の警察が来て逮捕されたときに弁護士からさっと提供して勾留されなかったことがあり、有効です。

当職が同様の相談をうけて、依頼者が警察に相談として持ち込んだ事案で、警察が捜査を始めた事件の７割程度は児童と判明し、いずれも起訴されませんでしたので、対策としては有効だと思います。

奥村 徹 弁護士 · Answer

「強い」というのは嘘の広告であることが多いので、経験がある弁護士を捜して相談してください。