注文住宅のシロアリ被害、ハウスメーカーへの請求可能性は?
2022年11月注文住宅の引き渡しを終え、
2023年6月床下に虫の羽が沢山落ちており、某ハウスメーカーにて点検したところ、防湿コンクリートの際から羽蟻が入り込み、蜘蛛がそれを食べた痕跡であろうと言われ、隙間にコーキング剤を塗り1年様子を見ることになりました。
1年後の2024年6月に点検をした所、また同じ状況だった為虫の死骸を調べてくれることになり、結果ヤマトシロアリと判明しました。
ハウスメーカーの話では輸入した木材はきちんと点検しているので、木材が原因ではない事を説明され、保証対象外であるので、駆除業社に依頼するよう言われました。
契約書を見返すと、確かに
お引渡後に蟻、蜘蛛、マイマイ蛾、その他虫が侵入してくる恐れがあります。
これらを完全に防ぐことは構造上困難な為、保証の対象外となります。
と記載されていました。
また駆除業社に床下を覗いてもらった際、柱に防腐処理がされていないと言っていました。
ただ、契約書には防腐、防蟻処理について一言も記載がありません。しかしながら家を建てる際に防腐防蟻処理を施すかどうかの話自体一切されていませんでしたので、そういった対応策がある事も知りませんでした。
建築基準法49条の2を見ると地面から1メートル以内は有効な防腐処理を講ずると記載がありましたが、このような場合、買主が何かハウスメーカーに請求できることはあるのでしょうか。
ハウスメーカーの不適合責任ですね。
これまでの情報を整理して、責任の範囲を決めるために、調停の申し立てをするといいでしょう。
回答頂きありがとうございます。不適合責任というのは、木材に何も処理をしていない事が問題であるということでしょうか?
それも使えるでしょうね。
弁護士に直接相談されるといいでしょう。