シフトの代わり探しを強要されることの合法性についての相談

シフトの代わりを探すことを強要される件に関して、ご相談をさせていただきます。

スタッフ間でのグループLINEで代わりを探すことになっていますがそもそもグループLINEに入っていないスタッフも多数います。
グループLINEで見つからない場合は個別で他のスタッフに連絡するように指示されますがLINEワークスのような業務用のアカウントではなくプライベートなアカウントのため通知を切っている、友人以外のメッセージ受信拒否をしているスタッフもいて代わりを探すことは難しいのが現状です

上記の件により休日の取得、特に有給休暇の消費が難しい状態が続いています。

本来代わりを探すのは管理者の業務かと思われますが代わりを探す業務を業務時間外に強いられています。

そもそも代わりを探すことを指示すること自体は合法なのでしょうか?
学業や家庭の事情での欠勤も代わりを探すのは大変ですが特に病欠の際に苦しい身体で代わりを探す作業が本当に苦痛です

シフトを休む際に、休む従業員が代わりの従業員を見つけなければならないといった法的な義務はありません。
逆に、アルバイトを休みたいと主張する従業員に「代わりを探して」あるいは「代わりがいないなら休むな」などの命令をすることは、業務命令権の不当な行使となる可能性があります。
残念なことに日本で一般的に普及してしまっている取り扱いではありますが、法律上の根拠はありませんので、代わりを探すのが難しいといった事情を伝えたとしても強要された場合には、労働基準監督署に相談されてみてはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。

代わりに出てくれる人を見つけなければ休みを取ることができないという制度自体、法的な義務はないものであり、場合によっては有給を取得する権利を侵害しているものと判断される可能性もあるかと思われます。

会社のそうした対応によって有給の取得が困難であるのであれば、労働基準監督署や弁護士に相談の上対応をされることも考えられるでしょう。