ロボット掃除機火災による補償と慰謝料請求の方法について教えてください

6月に自宅でロボット掃除機から発火しボヤ程度の規模の火災が発生しました。
消防とメーカーで調査を実施しましたが、掃除機の損傷が激しく「製品から発火したことは事実だが、発火原因の特定には至らず」とのことでした。
また、バッテリーがリコール対象になっていたと思われますが、発火によりシリアルナンバーが消失していたため、実際に対象となっていたかは特定できませんでした。
復旧作業について補償をすると言われましたが、8月現在何の補償もされていませんし、提出した書類を「確認する」と言っただけで補償が確約されたわけではありません。
そこで、以下について質問させてください。
①火災保険は出ましたが復旧作業の一部は認められず、メーカーは「差額」は補償すると言っているが、本来は全額補償されるべきではないか?(メーカー起因の火災なのに、個人の保険を使うのか?)
②火災によって被った精神的苦痛(慰謝料?)の請求したいが可能ですか?
→火災によって後片付け、業者の手配や連絡などのやり取りや対応、家具の再設置や収納のやり直し、細々とした物品(洗剤、掃除用具、日用品など)の再購入などで、時間や労力をかなり費やしています。
火災が起きなければ休日は自分のために使えたはずですし、仕事中に仕事の手を止めて対応したことも多々ありました。
メーカーは証拠写真を要求してきましたが、時間や苦労、心労について「写真」で表現はできません。証明できる方法があればご教示していただけないでしょうか?
③メーカーに対してどのように主張したらいいか?→以上のようなことをメールに書きましたが回答や反応はなく、ただただ復旧にかかった費用の請求書などを出せと要求するばかりで真摯な態度が見られません。

法的なお話をするならば、損害賠償請求をするために「どのような損害が出たのか」を具体的な数字等含めて立証するのは、請求者となります。
ですので、裁判になった場合、「具体的にどんな損害が出たのか」「その損害は金銭換算でいくらになるのか」等、請求するご相談者様で証拠とともに示さねばならないことになります。

メーカーが実際にどのような理由で請求書等を求めているのかは、実際のやり取り等を確認した訳ではありませんので推測ですが、上記のような点を踏まえて、法的に追いうる責任の範囲を検討するために、損害の大きさが分かる客観資料を求めてきているようにも思われます。
(なお、あえてメーカーの側からみると、自社製品の不良によって顧客に損害が出た状況とはいえ、損害に関する十分な根拠資料もなく言われるがままに賠償をしたとなれば、法的に払わなくていい金銭を支出したとして、株主等から経営陣が責任追及されるなどの問題も生じかねないところです。)

とはいえ、おっしゃる通り、被害を受けた状態で、ご自身でメーカーとの対応まで行うのは心身へのご負担が重いものであると推察します。
仮に請求書等を準備しても、法的には、損害と『法的に』因果関係があるのかだとか争ってくるケースもあり得たりなどあるところ、お近くの弁護士事務所で一度資料等持って直接ご相談されてみて、場合によっては以後の対応を依頼するのも方法かと思います。

早速のご回答、大変ありがとうございます。
ご説明を受けてメーカーの言動には納得いく部分もありますが、
こちらの恐怖心や手間暇、苦労などは目に見えないので証明は難しいです。
交通事故でもそうですが被害者というのはどの場面でもやられ損ですね。
地元の弁護士に相談するか考えてみます。