工務店に依頼した、増改築のトラブルについて
今年6月頃、実家の母が正式な契約もせず、家の裏に倉庫を作って頂くよう、知り合いの工務店に依頼しました。
当初50万円程度の費用が掛かるとの事で、口約束をしており、工事が始まりました。
最終的に、90万の請求書が届きました。また完成された倉庫ですが、日曜大工並みの質で、木材は割れており、どこかで拾ってきたような木材です。息子の自分が、工務店にクレーム言った所、弁護士から受任通知が届き、今月中に80万払うように通知が来ました。本来ならば、事前に見積書~契約書等を交わす事が必要ですが、すべて口約束になります。自分としては、倉庫の質も悪く、完成していない為、30万程度と思っておりますが、いかがでしょうか
御指摘の経過ですと、確定した金額が合意されていない請負契約が締結されたものと思います。
確定金額が合意されていなくても、工務店は、商法512条の規定により「相当な」金額の報酬の請求が可能となります。
「木材の割れ」などは契約不適合責任(従前、瑕疵担保責任と呼ばれていたもの)の問題となり、修補請求や減額請求、契約解除の問題となります。
金額について最終的に合意できず、相手が提訴すれば、最終的に裁判所が、「相当な」金額の報酬額を定めることとなります。
具体的な出来上がった物の詳細が分からないので金額の是非は回答できませんが、「30万なら応じる」と対案を出すことは、相談者様家族がそれで納得するのであれば取り得る選択肢の1つとなるでしょう。
ご返事ありがとうございます
承知いたしました。
相手方と、相談いたします