賃貸の早期解約の違約金の減額交渉について
賃貸契約を6ヶ月で解約したいです。
契約時の契約書には、1年以内の解約は3ヶ月の支払いの記載があり、サインをしてしまっています。
他の賃貸の違約金を見てみると1〜2ヶ月が相場なので
できれば1ヶ月分にしたいと思い大家さんと交渉していますが、契約書には3ヶ月分と記載があるの一点張りです。家賃は55000円です。
どうにか1〜2ヶ月分にする方法などありますでしょうか？
賃貸借契約における早期解約の違約金の額については賃貸借契約の記載に従うことになります。
ご相談者様の場合3か月分の支払いが必要との記載になっているようですので、3か月分の賃料を支払わなければならないのが基本です。
あとは任意での交渉ということになりますが、次の賃借人がすぐに決まるようであれば賃貸人としても早期解約違約金へのこだわりも相対的に低くなるのではないかと予想します。ですので、例えば、3か月分の賃料相当額の違約金を先行して支払いつつ、ご相談者様が退去されてから1カ月以内に新たな賃借人が決まった場合には一部返金してもらうなどの取り決めができないか交渉してみるのも一案と思います。
ご参考になれば幸いです。
ご回答いただきありがとうございます。
署名した以上は支払わないといけないのですね。
一般の居住用建物の賃貸借契約においては、途中解約の場合に支払うべき違約金額は賃料の1か月分とする例が多数と認められ、次の入居者を獲得するまでの一般的な所要期間としても相当と認められること、賃貸人が主張する途中解約の場合の損害内容はいずれも具体的に立証されていないことから、解約により賃貸人が受けることがある平均的な損害は賃料の1〜2ヶ月が相当と考えておりますが、いかがでしょうか？
残念ながら、契約書で定めた内容は守らなければなりません。契約書の内容と異なる取り扱いを求めるのであれば、ご相談者様の方から種々の説得や交渉を行う必要がありますので、その点はご理解いただく必要があると思います。