アカウント削除後の開示請求について

誹謗中傷をしてきたXアカウントが、1週間前にアカウントを削除してしまいました。しかし、投稿した証拠のスクリーンショットは手元に持っています。
この際開示請求は可能ですか?

また同一人物が、複数のアカウントを使って誹謗中傷をしてきた場合は、どのように対処しますでしょうか?

ご回答いただけると幸いです。

> 誹謗中傷をしてきたXアカウントが、1週間前にアカウントを削除してしまいました。しかし、投稿した証拠のスクリーンショットは手元に持っています。
> この際開示請求は可能ですか?

X(Twitter)の場合、アカウント復活期限(削除から約1か月)が経過すると当該アカウントのログイン履歴などが消去される可能性があるようですので、1日でも早く開示仮処分を申し立てる必要があると思います(現在のX社は対応が極端に遅いので、すぐに申し立てても間に合わない場合すらあります)。

> また同一人物が、複数のアカウントを使って誹謗中傷をしてきた場合は、どのように対処しますでしょうか?

アカウントごとに開示請求を行います。同一人物かどうかは開示請求の結果判明する話であって、複数のアカウントから誹謗中傷されている事案という扱いで対応します。

Xの場合、アカウント削除後はログを保存している期間が30日前後と短く、発信者情報開示手続きを直ぐにとっても間に合わない可能性が十分に考えられます。そのため、弁護士を立てて開示手続きを行うつもりであれば、その点のリスクについて相談された弁護士にしっかり確認されると良いでしょう。

複数のアカウントにより誹謗中傷されている場合はアカウントごとに開示請求を行う形となります。