ネット掲示板での匿名侮辱に対する法的対応は可能ですか?
ハンドルネームまたは匿名でやりとりをする掲示板サイトにおいて、「自己愛性人格障害」「ADHD」「お前は病気」「お前は発達障害」などと侮辱されました。
実際に私が精神病を患っているわけでなく、レッテル貼りによる侮辱の意図です。
近年問題になっているネット上の誹謗中傷について調べたのですが、この場合では現実の私との同定可能性がないためコンテンツプロバイダ・通信会社への発信者開示請求や投稿者への損害賠償請求などはできないのでしょうか。
私はハンドルネームを使用していましたが、現実の私と紐付けた内容は書いていません。
一般論としては、ハンドルネームや匿名に対する誹謗中傷については、当該ハンドルネームと対象者本人との結び付きが証明できない場合は実社会での社会的評価の低下が生じないため、名誉権侵害の認定は困難であるということになります。
一方、名誉感情侵害については(同定可能性が必須の要件ではないため)認められる余地がありますが、この場合は、誹謗中傷された対象(ハンドルネーム等)があなたであることを立証できるかどうかが問題となります(SNSのようにログイン型サイトであれば比較的容易ですが、ログイン不要の匿名掲示板であればその立証が困難な場合が多くなります)。