口座売買、弁護士さんに依頼せずに不起訴を獲得することはできないのか

Question

20代女性、前科前歴なしの初犯です。
去年の8.9月に新規開設で2口座、既存で1口座の売買を行ってしまいました。

当時趣味に没頭しすぎたことでクレジットカードの利用とキャッシングが積み重なり 当時の給料では返済できない金額になってしまい、Twitterで副業を探していた時に声をかけられ、3口座全て別の方に売買しました。
そのうちの1つの口座から9月に債権消滅のお知らせが届き、これはおかしいと思い自ら警察に連絡し、在宅で取調べが始まりました。母親が身元引受人になっています。

浅はかながらビジネスに口座が必要という言葉を鵜呑みにし、Twitterでも口座売買を行っているアカウントが沢山あったので、まさか詐欺には使われるとは思わず、債権消滅のお知らせで大変なことをしてしまったと気付きました。
本当に深く反省しています。

何度か取調べや指紋採取、撮影等を行ったのちに去年11月〜今年6月中旬までは音沙汰が無く（口座情報を調べ上げるまで時間がかかったそうです）、先月久々に連絡が来て取調べが再開されています。
仕事の関係で1時間単位の細切れで複数回取調べを行い、検察庁に書類一式を送るまで、あと調書を2通作成したら終わりそう、8月には書類を送りたいと言われました。

3口座合わせて約1600万円の被害が出ており、新規開設した分があるため詐欺罪と犯罪収益移転防止法に該当するようです。
今年の春ごろまで法律事務所2社から被害額の請求があり、減額や分割交渉を行っておりましたが、警察の取調べが再開されてから連絡が無くなっています。
担当刑事さんからこの前被害者の方々に連絡した時のお話を聞いたので、その関係なのかな…と薄々思っています。

担当刑事さんからは、年齢的にも初犯ということからしても 起訴されても懲役刑はない、でも罰金刑を言い渡されても支払えない→支払うためにまた犯罪に手を染めてしまう可能性を考えて執行猶予になるのでは、と言われています。

その話を聞いて最初は確かに罰金よりも執行猶予の方が自分には有難いかもしれない、と思っておりましたが、調べていると執行猶予の場合は公開の法廷で裁判が行われると分かり、とても怖くなっています。

どうにか不起訴を獲得したくて色々調べていますが、私の今置かれている状況では弁護士さんに依頼しない限り不起訴を獲得することは難しいのでしょうか。
検察庁に書類が送られてからのことを考えると、本当に怖くて不安で堪りません。
自業自得なのに、このような弱音を吐いてしまい本当に申し訳ございません。

被害者の方への示談が効果的だということも分かっていますが、お金が無くてやってしまったことなので、示談金を支払える余裕が到底ありません。

内藤 政信 弁護士 · Accepted Answer

詐欺があるのと被害が1600万円と高額なことから、在宅公判請求の可能性がありますね。
国選弁護人が付くので、弁護人とよく相談するといいでしょう。