退職後に無断使用された写真の削除要請の法的根拠について

以前に在籍していた企業のWebページで、私の写真が無断で使われていました。
在職時/退職時共に、写真の掲載を許可した記憶はありません。
企業のページの中でもそれなりに目につく場所で使われており、感情的にも受け入れ難いため速やかに削除してほしいと考えています。

撮影場所は社内のオフィスで複数の人物と一緒に写っており、私自身は横顔が見える程度の情報量です。
友人や同僚であれば容易に私であることが判別できますが(実際に友人から指摘されて気づきました)、氏名とセットで使われているわけではありません。

こうした場合、何らかの法的な根拠に基づいて(肖像権ないし個人情報保護法の観点などでしょうか)、使用停止を求めることはできるでしょうか?
既に退職している事もあり、単に「写真を使われるのが嫌なので取り下げてください」だけですと、無視される可能性が高いと想定しての質問です。

相談者さん本人の申出で応じてくれるような性向の会社であれば、直接に交渉されるのも一つの方法ではないでしょうか。
他方で個人からの申出に対して誠実に対応してくれない傾向がある会社であれば、費用は掛かりますが弁護士を介して、肖像権の侵害の疑いがあるとして削除を求める書面を送付することを検討されてみてはいかがでしょうか。