交通事故、物損事故についての相談
先週スーパーで買い物を終え戻ってみると車をぶつけられていました。お年寄りの踏み間違いで6台を巻き込む大事故でした。
私の車は最初にぶつけられたので被害は大きかったです。
保険会社とは話し合い中です。 全損扱いで新車を購入するか、修理するなら全損額にプラス50万円出るそうですが、修理がそれで収まるかは修理を実際にしてみないとわからないそうです。修理して乗って次に買い替える時は事故車になってしまい価値が無いので下取り不可だそうです。
子供にお金がかかったので2年は今の車に乗ろうと決めた後の事故でした。
でも買い換えなければいけない状況で、こちらは全く悪くないのに保険会社に言われる額しか出ないのでしょうか? 購入となると結局こちらで差額を全部払うしかないのでしょうか?
自動車保険に弁護士特約はついていないので お願いするとしても費用の負担なども心配ですし、弁護士さんに頼んだほうがいいのかもわかりません。 相手の保険会社には弁護士をつけたからと言って私に良くなるとは言い切れないと言われました。事故が初めてでどうしたらいいのか分からりません。 宜しくお願いします
一般論として、物損事故は人身事故とは異なり、弁護士に委任することによって慰謝料の基準が変わり、賠償額が増額するということはないので、その意味では弁護士に委任することが得策とは言い難いのは事実です。
また、賠償額については原則論が厳格に定められており、全損の場合は時価額、分損の場合は修理費が鉄則です。修理するならプラス50万というのはおそらく対物超過特約ではないかと思われるのですが、これは保険料の負担の元で付けた特約ですので、使用する義務は加害者にはありません。
時価額については、中古車市場での時価額(レッドブックと言われる資料又はインターネットで検索可能な市場価格)をもとに決めますが、よほどレアな旧車又は古い車両でない限り、双方の金額があまり違わないということが多いと思います。
修理費については、修理費用の妥当性に争いがないのであれば、あとは工賃・部品単価の違いとして、これも大きな違いは出ません。
>こちらは全く悪くないのに保険会社に言われる額しか出ないのでしょうか? 購入となると結局こちらで差額を全部払うしかないのでしょうか?
交通事故の賠償としては、訴訟も含め、時価額または修理費の賠償の原則が忠実に守られていますので、大変酷ではありますが、新車を買い替える費用すべてを相手から支払ってもらえるわけではない、という原則があります。
ご返答ありがとうございます。
大変良く分かりました。
保険会社の提案のとおりにしようと思います。
こちらに非はなく事故がなければ今買い替えはせず無理な出費がなかったのにと思ってしまいました。
詳しく教えていただきありがとうございました。