婚姻費用調停での対応について

婚姻費用調停を申立てする予定ですが、調停で聞かれやすい質問や主張した方が良いこと、アドバイス等ありましたら、教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

当事者双方の収入・支出・資産状況、子の有無・年齢・監護状況、結婚後の生活状況、調停申立てに至った経緯、婚姻費用の希望金額・支払期間などについて、調停委員から尋ねられるのが通常です。まずは、これらの事項について貴方自身の認識を整理して調停に臨まれるとよいでしょう。

調停委員からの質問に答えることが一番ですが、婚姻費用分担は、原則的には双方の収入額(年収を源泉徴収票などで確認します)で計算しますので、極論すれば、その資料を提出すれば足ります。
その他、特殊な場合(特別な医療費や子の私学の授業料など)、に加算されるかどうかについて調整が行われます。
あなたの場合に、どのような状況なのかについて、事前に法律相談を受けておくほうがよいでしょう。

・「婚姻費用調停を申立てする予定」
もう下旬ですので、早く申立てをなさってください。
遡ることができるのは、申立月までとなることが多いので、
一月分損されてしまう可能性があります。

子ども関係で、通年で負担をしているものがあった場合、
それについて話をしていないと、調停合意後、
月額から当該金額を差し引くかどうかで揉めることがありますので、
ご注意ください。