Twitterでの誹謗中傷に対する開示請求の流れと期間、費用は?

Twitter(X)で誹謗中傷をしました。開示請求されるかが怖いです。
Twitterの開示請求について。
プロパイダのログ保存期間が、93日の場合。
投稿から何日以内なら開示請求できますか?
また、開示請求から特定まで何日くらいかかりますか?
費用はいくらになりますか?
また、発信者情報開示請求の意見照会書というのはどのタイミングで通知されますか?

大雑把に申し上げて、Twitterの場合、ログイン時のIPアドレスが開示対象になります。
そのため、必ずしも投稿から〇日という数え方ができません。
つまり、稀ではありますが、投稿直後のログイン時IPアドレスが開示対象になることも絶対ないとは断言できないのです(基本的には、投稿後のIPアドレスは開示対象にならないことがほとんどですが)。
以上を前提にして御回答申し上げます。

仮処分をしていない場合、長くみて投稿直後のログインから93日以内であれば開示請求できるということになります。ただし、仮処分でIPアドレスを保全したり、プロバイダにログ保管を求めたりしている可能性もあります。その場合は、かなりの長期間開示請求できることになります。
つまり、投稿直後のログインから93日過ぎれば開示請求されないとは断言できません。

また、開示請求から特定までの期間は読めません。X社(Twitter社)の対応・プロバイダの処理能力によるところが大きいです。

費用は、弁護士次第なので、なんとも言えません。

基本的には、プロバイダに開示請求が来た段階で、貴殿のところに意見照会書が送られてきます。
ただ、発信者情報開示請求があまりに多く来ているプロバイダですと、プロバイダに開示請求が来た時から数カ月して、やっと貴殿のところに意見照会書が届くということもあり得ます。

つまり、「〇日過ぎればもう開示請求されない。」と断言するのは、かなり難しいです。ご了承ください。