夫の生活費未払いと離婚時の慰謝料・養育費請求について相談したい
結婚6年目
子ども1人(2人目妊娠中)/現在産前産後休暇中
夫 個人事業 年収700万円
妻 会社員 年収300万円
住まい 妻名義(個人事業で審査落夫契約不可、夫希望物件で家賃を支払うという約束で契約)
車 3台(2台妻名義/夫ローン審査落ちたが毎月支払うという約束で購入)
上記、住まいの家賃、車ローンは未払い。
生活費振込気が向いたとき月5万円(毎月ではない)
その他食費や子ども費用妻負担。
過去5年程度の生活費負担額分布は以下の通りです。
生活費合計:14,716,799円
夫負担(子ども保育園2年分含):6,664,500円
妻負担:11,716,465円
その他子ども貯金(妻負担):1,213,000
※個人事業開業時夫が60万円使い込みしたため現在は613,000円(現時点返済なし)
通信費や保険は各自で支払いをしています。
生活費増額、ローン返済振込の話し合いは行いましたが「絶対俺の方が生活費を払ってるからこれ以上は無理」で話し合いにならず。
給料の殆どを生活費にあて、婚前貯金も切り崩している私に対して、遊びや趣味に金銭を使い、家事育児を全くしない夫。
婚前の貯金はなく、車購入の際もドライブレコーダーの購入費用10万円をよこせとたかられ、
自分の使い込みから支払いが出来なくなった分を負担させられてきました。
現実を突きつけても節約するところはない!の一点張りです。
慰謝料、養育費をきっちりもらい。
今まで負担させられた生活費の差額分も取り戻し離婚したいです。
また、夫の希望物件に渋々引越しをさせられているのでそこから新生活の引越し費用含め全て支払ってもらいたいです。
まず、離婚に関してですが、
ご自身のケースでは、相手方の同意(協議離婚、調停合意)がない限り離婚はできないと考えられます。これは裁判上の離婚原因があるとはいえないからです。
慰謝料・引っ越し費用に関しても、
お気持ちはわかりますが、法的に請求できるかというと難しいでしょう。
生活費精算に関しては、相手方が蓄財しているのであれば、財産分与の際にその分を考慮してということは考えられますが、そうでないのであれば、難しいです。
上記からすると、請求に関しては難しい面が大きく、また、相手方の同意がないと離婚が難しいという状況から、ご自身が早期の離婚を望む場合は、一定の譲歩をして同意を引き出すといった対応が必要となってしまいます。
現状を踏まえると、婚姻費用分担調停をご本人で申し立てて、妥当な負担額を決めるという作業をまずされるべきでしょう。
離婚に関しては、相手方も離婚を強く希望しているという事情があるのであれば、弁護士をいれて協議をするということも考えられます。
私の場合は夫が収入があり生活費を渡そうとしないという「悪意の遺棄」の具体例等に上げられる、協力義務違反や扶助義務違反には該当しないという事でしょうか?
ご相談概要記載の内容からすると、
私はそう判断します。
承知しました。ありがとうございます。
では、悪意の遺棄に該当する事案というのは具体的にどの程度なのでしょうか。
私の事案だと年間収入乖離が夫婦間で400万円程度ありますが、生活費負担額は私の方が通算で500万円程度多い。年間だと100万円程度の差額とはなりますが、その場合は子どもの貯金に手をつけたり、浪費や生活費を渡さない月があっても法的問題はないという解釈になると言う事でしょうか?