少額訴状で勝訴しましたが
昨年から法テラスで相談のうえ、今年3月に少額訴訟の裁判をおこし、勝訴しました。
返済計画の内容や、お金の催促をしたもののまだ返事が来ません。
強制執行しかないのかなと思い、あと一回分の法テラスで相談をしようとしましたが、理由は聞かされませんでしたが断られました。
直接裁判所に行って良いものか、他の弁護士事務所に相談した方がいいのか迷っています。
裁判所に行っても書類の案内をされるだけで、強制執行の具体的な方法や申立の手順等は丁寧には教えてくれません。
法律事務所への相談をすべきかと思いますが、法テラスを利用できない場合、相談料が発生する事務所が多いでしょうし、債務名義をとっても強制執行できる財産が無ければ弁護士も何もできない(預貯金の差押は空振りに終わる可能性が非常に高いです)ので、全体的に生じるコストを考えたうえで法律相談されることをお奨めします。
早速お返事いただきありがとうございます。
実はこの相手は結婚の話をしたうえで、お金の話をしてきて、『返すから』と言ってはお金を私に借りていました。
実際には他にも同じ手口で何人もの女の人に声をかけて、自分がお金を出さず女にお金を出させて遊んでいました。
その旨を警察に話しましたが、『返すから』と言っている以上詐欺にはならないと言われました。
どうも納得がいきません。
お金のない相手なのでお金の回収は難しいかもしれませんが、給料の差し押さえとか、詐欺罪とか適用にならないのか?と思っています。
いかがでしょうか?
続きです
相手は次第にお金を借りる時だけ、連絡をしてきていました。
もちろん結婚の話はもうありません。
お金返済の話をしても、逆に『自分を追い詰めている。お金を返したらその償いはしてもらう』と言ってきています。
その割には返済計画どうするのかと聞いても、具体的な話はないです。
先月末日までに返済計画を送ってくださいといっても、返信はありません。
>『返すから』と言っている以上詐欺にはならないと言われました。
『返すから』と言っているから、ではなく、金銭を借りる際に明らかな虚偽の事実を告げて騙してお金を交付させたとは言えないとか、ある程度の返済実績がある、という理由ではないでしょうか。
そうしたケースでは詐欺罪の構成要件該当性の立証が極めて困難なので、警察が詐欺罪での立件を積極的に行うことは考えにくいです。
告訴まで行ったケースでは警察の対応も多少変わり得るとは思いますが、告訴状の作成は一般の方では少し難しいかも知れません。
なお、本件では勝訴しており、既に民事上の決着はついているので、給料の差押が出来るのであれば弁護士に依頼すれば可能でしょう。
ただし、当然のことながら勤務先は特定する必要がありますし、きちんとした給与が支払われていることが前提です。
弁護士に依頼しても勤務先の調査は調査会社に外注することがほとんどであり、かつ、手掛かりが全くなければ把握することは困難です。