家賃値上げと退去条件に関する法的相談

Question

父親が家主
長男が借主
で家を貸しています。20年間賃貸契約を結ばず貸していたので賃貸契約を結ぶ為に書類を制作しました。父は癌を患って仕事が今出来ない状態です。長男に当初は家を買って欲しいと頼んだ所今まで家賃払ってきてこの家にお金を払ってきたのにまた今更お金を出して買うつもりは無い！と断られました。ですので家賃をあげて賃貸契約を結ぶことにしました。家賃値上げに不服は無いらしいですが契約書の備考欄に退去して欲しい場合は1年前に連絡するので退去費用を支払うのでその時は退去して欲しい！と書いたらそれは納得できない、売るのは自由だが住んだまま売却しろ！その後の飼い主と自分は賃貸契約を結ぶ！日本の法律に出ていけ！と言うのは存在しない！と言ってきました。
父は仕事が今の所できず家賃収入だけなので今は貯金を崩して生活してます。貯金が無くなれば家賃収入だけでは生活が出来ないのでいつか売りたいと考えてます。
ちなみに親子関係は悪く
長男は顔もみたくない、関わりたくない！と、話しています。それなら出ていけばいいのにとは思うのですが出ていく気は無いみたいです。なにかいい方法はないですか？

双方裁判になってもいいと言ってます

Answer 1

退去条件に関しては無理があります。
賃料を相当額に値上げするほかありません。

売却自体はできますが、賃借物件という形で、しかも戸建てであれば収益性も悪いでしょうから、買い手が付きにくく、安く買いたたかれることになるでしょう。

まず、賃料の額や趣旨によっては、そもそも、賃貸借契約ではなく使用貸借契約と評価される可能性があると思います。使用貸借契約の場合、賃貸借契約と評価されるのかどうかを確認する必要があり、仮に、使用貸借契約である場合、解約は行いやすいですので、解約をした上で、退去を求めるという方法が考えられます。
一方で、賃貸借契約であると評価される場合。解約には正当な理由が必要とされ、この正当な理由については、賃貸人と賃借人それぞれの使用の必要性や立退料の金額などの要素を踏まえてその存否が判断されます。一般論として、この正当な理由は認められにくいので、なかなか法的に退去を求めるのは難しいかもしれません。

以上、ご参考までに。

車の修理代を令和元年から今まで払って貰えません。実は相手はその時生活保護を受けていて金がない金がないと言っていたので、生活保護を打ち切った日に請求しました。それが1か月前です。相手は時効は3年なので払う必要はないと言ってきました。
請求する事はもう無理なのでしょうか？