弁護士費用に関すること

弁護士費用について

不倫慰謝料請求など
弁護士さんに依頼する際のお金について
教えていただきたいです

①着手金◯◯円
※別途実費をいただきます

着手金の別途費用とは
どのようなことで支払うのでしょうか?
郵送代とか、請求する際にかかる経費みたいな感じですか?
別途費用はだいたいいくらぐらい支払いますか?

②報酬◯◯円+回収金額の◯◯%
と書かれているのが多いですが
回収金額とは、慰謝料額からという意味でしょうか?

例えば、慰謝料を200万で請求して
50万で示談になった場合はどのような
システムになるのでしょうか?

事務所や各弁護士によって報酬基準は異なるので、あくまで一般的なお話になりますが、
別途実費というのは、郵送代や資料取り寄せに係る費用、裁判する場合には訴訟手数料や出頭のための交通費など、事件処理に必要な経費を指します。
不貞慰謝料請求事案の場合、およそ数万円程度であると思われます(あくまで概算額です。)

報酬金については、仮に「報酬◯◯円+回収金額の◯◯%」の場合、ある一定額は定額で、残りは実際に回収できた金額にパーセンテージを乗じた額になります。
例えば、報酬20万+回収金額の10%という約定で、慰謝料を200万で請求して50万で示談になった場合、「20万+50✕10%=25万円」ということになります。

①実費と着手金は全く別のものです。「着手金の別途費用」ではありません。
郵便や電話などの費用が通常考えられます。
内容証明送付と簡易な電話連絡程度であれば数千円といったところでしょうが、
長電話が必要になった場合はその分増えることになるでしょう。

②一般論として回答します。正確さを期すのであれば、当該弁護士に確認をしてください。
 ・経済的利益の〇〇%⇒合意した金額、判決で認められた金額を基準
   *実際に支払いを受けることができた金額(回収額)ではありません。

 ・回収額の〇〇%⇒実際に支払いを受けることができた金額を基準

  例でいえば、実際に支払いを受けることができた金額に%テージをかけることになります(200でも50でもない)。

一応補足をしておきますが、着手金を経済的利益の〇〇%としている場合、
ご自身の例では、
 着手金:200万円が基準となります。
 報酬金:回収額が基準となります。
そのため、相場とかけ離れた請求金額を設定した場合、不相当に高額な着手金を支払うことになる可能性があります。その点ご注意ください。