友人が脅迫され、無理に借用書を書かされたケースについての相談

先日友人が、一切お金を借りてもいないし受け取ってもいないのに脅されて借用書を直筆で書いてしまいました。
ただ、実印は押していなかったようで、本人がいない間に別の家族に家を開けてもらい勝手に押していったようです。
また、その友人は現在無職の為、支払うことができません。その旨を伝えた所「体で払え」というように脅されています。
そして、そもそも書かされた借用書の返済期日が書かされた日付より遙か前になっており書かされた時点から延滞費用が発生するような契約にされていました。
脅して書かせた本人は元警察官でそういった証拠に対してとても詳しいです。そのため、借りていない証拠を集めようにも絶対カメラのあるところ録音機器があるところ家等で話をしません。そして、録音されてる可能性を考えてなのかどちらとも取れるような内容ばかりで話します。
警察にも弁護士にも相談しましたが、どこも対応してくれません。
一応金銭の受け渡しを証明するものは何一つありません。(領収書、振込の記録等)
自分の意思で借りていない、お金を受け取った事実が無いことを証明するにはどうしたらいいのでしょうか。

相手の行為は、恐喝罪や強要罪に該当する行為であり、れっきとした犯罪です。
時間を経ず記憶が鮮明なうちに、今回の出来事の経緯や具体的な内容を詳細にレポートにまとめましょう。
その上で、警察に被害届を提出しましょう。
必要に応じて弁護士に依頼して、被害届の作成や警察との対応に立ち会ってもらうとよいです。

相手からお金を請求された場合には、断固として拒否すべきです。こちらから債務不存在確認訴訟、慰謝料請求をすることが視野に入ります。
その際、警察に被害届を提出した事実も重要な証拠になると思われます。

恐喝罪、強要罪となり得ますので、しっかりと当時に言われたこと、どのように脅されたのか等について記録しておき、警察に被害相談をされた方が良いでしょう。必要であれば、弁護士に同席を依頼したり、告訴状の作成を依頼するということも考えられます。

また、相手からの支払い請求については脅されて実際にはお金を借りてもないし受け取ってもいないのであれば返す必要はありません。

そもそも借用書があったとしても、お金を受け取った事実がない以上、裁判等をして債務が存在しないことを確認してもらう過程で、借用書の有効性を争っても良いでしょう。

なお、お金を受け取っていないことをご自身で証明する必要はありません。ないことの証明はいわゆる悪魔の証明で、不可能です。

お金を貸したので返して欲しいと主張する側に、お金を貸したこと、実際にお金を渡したことを証明する必要があります。

警察にも弁護士(6社程)にも既に事の経緯を事細かに説明した上で被害届けを出すことも含めて助けを求めましたが、どこも「証拠がない限り動くことはできない、実際に何かされた時かされそうな直前に呼べ。一先ず借りたことになってるお金を返してしまおう」としか言われませんでした。何度問い合わせても何度説明しても何度助けを求めてもこの状況です。
親にも兄弟にも親戚にも見放され、警察にも相手にされず本人はどうすることもできなくなり気が滅入ってしまい自暴自棄になりいっそ死のうかと悩んでいる状況です。助けてください。