父の家の相続についてのメリットデメリットについて

父の所有する家について質問します
家族仲が悪く今後の事が不安です
姉がいますが父の住民票をあちこちに異動させてしまいます
固定資産税の支払い用紙が届かず姉に聞いたところ、住民票は姉の住所にあると言ってたのに私の家にしてあり、登記の住所は姉の所でした
私の知らないところで父の通帳を取り上げたり車を処分したり、私が気付いて指摘したところ気に入らなかったみたいで、通帳を返してきて親子の縁を切りまーすと言って介護など私が請け負うことになりました
父はもう家はいらない、私に渡すと言っているので、相続時精算制度を利用して相続しようと思ってます
もし、相続時精算制度を利用して相続した場合の、メリットデメリットを教えてください

普通なら贈与税がかかるところ、贈与税がかからず、相続の際に相続税として課税する制度です。
贈与時の価格で相続税がかかるので、値上がりが予想される物件にはいいでしょう。
名義を移転するので、登録免許税と不動産取得税がかかります。
他に相続人がいる場合は、生前贈与として遺産分割するので、あなたが不動産の価値を独占する
ことはできません。
独占したければ、遺言書を書いてもらい、持ち戻しを免除すると記載してもらう必要があります。
また、制度を利用する場合は、税務署に相続税精算課税選択届出書を提出する必要があります。
難しい制度なので、専門家と相談して、進めたほうがいいでしょう。

お姉さんには遺留分が認められますので、お父さんからの贈与を受ける場合、お姉さんから遺留分侵害額請求を受けるリスクがある点に留意する必要があります。