離婚協議書に関する質問: 慰謝料、財産分与、年金分割の合計500万円は適切でしょうか?
協議離婚書についてです。
子無し、結婚6年目、交際期間含めて13年、不妊治療中、不貞行為により精神疾患発症、仕事を辞めることに。
夫の複数の不貞行為により離婚に至ります。
慰謝料、財産分与、年金分割
これら3つ合わせて500万は やりすぎなのですか?
ご質問ありがとうございます。
まず、年金分割は、具体的金額を明示することはなく、分割の割合を決めるものです。
仮に、年金分割をしないことの代わりにお金を支払うことにしたとしても、その後、年金分割を求めることが可能です。
ですので、一般的には、代わりにお金を支払う取り決めをすることはないですし、仮に、取り決めをするとしても、相場の金額はありません。
慰謝料と財産分与については、支払金額を決めることになりますが、
結論としては、財産分与の対象財産が不明なため、明確に回答することはできません。
不貞行為により、離婚するに至った場合の慰謝料額は、150万円から200万円程度であることが多いでしょう。
財産分与については、通常は、財産分与の対象財産を半分ずつ分けることになります。
ですので、例えば、対象財産が2000万円の場合は1000万円ずつ分けることになりますし、
反対に、対象財産が100万円の場合は、50万円ずつ分けるということになります。
可能であれば、ご依頼になるかは別にして、お近くの弁護士に直接相談して、財産分与の点を含め、
アドバイス等を求めることをお勧めします。
ご参考にしていただければ幸いです。
適切か不適切かを判断するためには、生活実体、共有財産の特定、離婚に至った経緯
など、くわしい理解が必要でしょう。
近くの弁護士に直接、相談されたほうが有益でしょう。