違法アップロードの著作物の広告収入、閲覧した側に違法性はあるのか?

無断転載や違法アップロードされた著作物、違法アップロードサイト(あるいは違法アップロードされた著作物をまとめたサイト)の多くは広告収入で利益を得ていると聞きますが、
その著作物やサイト、あるいは広告を閲覧した人間は、違法アップロードしたサイトやユーザーに利益を与えたとして何らかの違法性はあるのでしょうか?

※著作物は有償・無償、日本・海外のものを含みます。
※広告収入の存在は知っていた、違法アップロードされた著作物だとは知っていたものとします。

ダウンロードをしない限りは、直接的な著作権侵害にはあたらないと思います。

しかし、たとえば違法にマンガ等をアップロードして公開してるサイトがあるとしましょう。このサイトにアクセスして、広告をクリックするなどすれば、そのサイト運営者に広告収入が入ります。このような仕組みを理解しつつ、運営者に利益をもたらすことを意図して、収入をもたらすようないわゆる「支援」にあたる行動をした場合には、状況にもよると思いますが、「今後の侵害行為を容易にした」として、幇助的関与(共犯)=違法性あり、と評価される場合もあると思います。

つまり、違法性が認められる場合もあるということは、認識しておく必要があるでしょう。

甲本先生、ご回答ありがとうございました。
今後とも気を付けて行動したいと思います。