不倫相手との接触に関する法的相談と効力について
夫が不貞行為をしています。
証拠あり。探偵に依頼してラブホの出入り動画、画像など複数あります。
今度、不倫相手の女に弁護士さんに依頼して、内容証明→慰謝料請求しようと考えていますが、その前に、自分の手で相手の女に会っていろいろ確かめたいのです。
シーンとしては、女が夫と遊んでバイバイと別れた直後に、探偵さんと一緒に突撃しようと思います。
・不倫を認めさせる
・謝罪させる
・慰謝料を払うまでが不倫だと言う
・夫との連絡接触一切禁止、別れる、夫の車に乗らない
・破れば違約金を今後支払ってもらう
・近々弁護士から連絡がいく
・探偵にあなたの行動は尾行されている
・慰謝料支払いに応じなければ訴訟に移行する
①この内容は名誉毀損など法に触れないでしょうか?まずい内容はありますか?
②今後弁護士さん介入予定ですが、こういった不倫女との接触は、まずいでしょうか?
③もし聞く内容に問題なければ、紙面上で誓約書を書くなど、したほうがいいでしょうか?そしてそれは効力がありますか?
教えていただきたいです。
弁護士に依頼予定であるというのであれば,こういった行動は弁護士としては避けて頂きたいです。
あなたが不貞相手と会うこと自体は何ら違法ではありませんが,得てして,不貞相手と直接会ってご記載のような事を要求する過程で感情的になるなどし,その結果相手から脅迫があったとか,誓約書は真意に基づくものではなく怖かったから仕方なく書いたなどの反論の隙を与えることになりやすいです。
また,弁護士の介入前にこのような動きを敢えてすることに,特段あなたに有利になるような効果もありません。
むしろ,探偵に依頼しておりその探偵が不貞の現場を押さえるほどに調査が進んでいるのであれば,あなたが突撃予定という状況をそのまま証拠として押さえて,客観的な調査報告書として作成して弁護士に引き継いだ方がよいでしょう。その上で,弁護士がきちんと証拠として提示をした上で慰謝料なり謝罪・接近禁止の合意なりを求めた方が余程効果的です。
どうしてもこういった行動をする必要があるというのであれば,せめて受任予定の弁護士にその旨相談してからするようにして下さい。
相手方と会うこと自体は違法ではないのですが、冷静に適切な交渉をして、適切な内容の合意にこぎつけることのできる可能性はとても低いと思われるため、おすすめできません。
脅迫などを原因として、警察を呼ばれることもありうると思いますし、こちらの態度によっては、慰謝料等の減額原因にもなりかねません。
弁護士への依頼を予定しているのであれば、直接接触することは避けた方が良いでしょう。直接会うこと自体に違法性があるわけではありませんが、その後のやりとり次第で、脅されて書面を書かされたや怖かったので嘘をついて認めたなどの反論を後からされる等、不要なトラブルの原因となりかねません。
証拠が複数ある状況であれば、弁護士に依頼の上証拠に基づき慰謝料請求をされる方が良いでしょう。
3人の先生方へ
ご回答ありがとうございます。
直接接触は、やはり弁護士さんからすると良い心象はないということですね。むしろリスクが多い。本当はガツンと言ってやりたいところですが、夫がモラハラで少しのことで激昂するので、やはり辞めておこうと思います。
3人の先生から同じ意見をもらうとは思っていなかったので、大変参考になりました。