横領した被疑者との示談書に関する注意事項と書類作成についての質問
当社から150万円を横領し逮捕されている被疑者と保証人付きでの分割返済を条件に示談をする事になりました。
勾留満期までの時間が無く、その意思だけを検事に伝えて釈放された後に示談書の取り交わしとなりましたが、この場合に気をつける事はどのような事がありますでしょうか。
被疑者側の弁護人に文面をお願いするのではなくこちら側で文面を用意するほうがよいのでしょうか。
釈放後ならば示談書というよりは分割返済合意書のような返済に向けての書類作成のほうがよいのかなどが知りたく投稿させていただきました。
宜しくお願い致します。
刑事責任に関して宥恕の意向があるのか
保証人(連帯保証人)の資力に関する情報
遅滞に関する取り決め(期限の喪失、遅延損害金)
連絡先変更時の通知義務
などがポイントになろうかと思います。
また、私文書として作成するのか、分割弁済ということで強制執行に備えて公正証書にするのかも検討事項にはなるでしょう。
文面に関しては、相手方作成のものをベースに修正していく形がよいかと思います。
かなり技巧的な書面になりますので、一から作成するのは難しいです。